今回の企画で、御蔵島の旅へ行ってきた3人と、それを実現させてくれた東海汽船から、美人広報/大道さんにご参加頂き、“船で働く女子×飛行機で働く女子”という、興味深い対談の様子をお届けします!
クララ/(右奥) | CAを経て、Crew Worldを運営する㈱KoLabo代表。御蔵島へは6度目。 10才迄を船の上で暮らしている。 |
ちぎー/(右手前) | 現役CA12年目。御蔵島は7度目。アクティヴですぐ旅行にいく。 |
大道さん/(左手前) | 東海汽船・広報。島旅のエキスパート。 最近、魚突きにはまっているそう。 |
よっしー/(左奥) | triproメンバー。自然が大好き。 |
カツオドリ/是非、夜の山へ
旅の達人であるクララさんに、国内旅行のおすすめはどこ?とお聞きしたら、即、“御蔵島だ”と答えられたのが切っ掛けで始まったのが今回の旅です。
しかし、この旅で、新しい発見が沢山あって、当初考えていたよりも、大大充実となった事をご報告しつつ、女子トークは盛り上がりました。
――カツオドリっていう鳥が、私たち大好きになってしまって。
大道 | た、食べたりですか? |
全員 | 違う、違う。(笑) |
クララ | 1年に1回だからまだ食べてなくて。(笑) |
――一同笑
御蔵島では昔、カツオドリを大事な動物性たんぱく源として食していましたが、現在では、保護のため、一年に一度だけと決められています。
ちぎー | 大好きになったー、っていうとね、美味しかった、みたいだね。(笑) |
大道 | 見た目がですね? |
――あの愛くるしい声と、見た目ですかね。楽しくて、真似したりとか。
大道 | 漫画チックですよね。 |
ちぎー | 夜に光るキノコを見に行ったとき、道路でカツオ鳥が巣に戻るところを目撃したり。森の中でサッサッサッて動いてたり。 |
――ユニークで。他にはない体験でしたね。
大道 | そんなに近くで見られるんですね。 |
――島の方が愛を込めて、『こいつら、ばっかだよな〜』っておっしゃってたりして。
クララ | あぁ、言ってた! (よっしーの物真似が)似てる、超そっくり。(笑) |
――これも魅力の1つだと思いました。
ちぎー | 巣の数が日本一らしいです。 |
クララ | 私たちがちょうど滞在しているときも、ホテルに獣医さんがいて、 カツオドリの生態を調べていましたね。 |
大道 | 研究のために、ですか。 |
クララ | 御蔵に色々な人が入るようになってから、影響が無いか、とか。 今のところ無いみたいですけど。 |
大道 | 結構、御蔵は森も保護されてますもんね。 |
ちぎー | そうですね。 |
大道 | 私、カツオドリって、遠目でしか見たことないんですけど、 すごくバタバタしているんですね。 |
クララ | そうなんですか。是非、夜の山に! |
船で働く女子×飛行機で働く女子
クララ | 御蔵は身近ですね。御蔵なら、ちゃっと行けるのがいいなぁと思って。 |
ちぎー | 週末ちょっと、とかもできるよね。 |
クララ | あと、私たちは仕事柄飛行機に乗る機会がすごく多いので、 旅行で飛行機に乗っても、あまり旅行した気分にならないんですよ。 |
大道 | あぁ、そうなんですね! |
クララ | 電車くらいの感覚で飛行機に乗るので。 船だと、乗るときだけでなく、パッキングする時から旅してる気分ですね。 |
大道 | 船旅って、ちょっと違った旅の始まりですよね。 |
クララ | やっぱり、いいですよね。 |
ちぎー | 本当に旅に出る、という実感が湧きますね。 |
大道 | それは、私にとっては真逆でして。 |
ち・ク | なるほど~!面白い! |
大道 | 先月、隠岐諸島の方にアテンドでお客様と行ったんですけど。 羽田から米子のほんのちょっとの区間でも、飛行機に乗ったらすごく楽しくて! 仕事なのに、私まで旅気分でしたね。皆さんと反対です。(笑) |
クララ | 本当に逆~!私たちは船に乗ると、ワクワクしますもん。 |
大道 | 私なんて、船に乗るとパジャマに着替えるくらいです。(笑) |
――大道さんは、どうして船の会社に入られたんですか?
大道 | 私は、前職も船関係だったんです。コンテナを運ぶ、貨物船のところなんですけど。 出身も大阪の港区なので、向こうの区に行くのに川を越えないと行けなかったりして。 橋がないから船に乗ってたんです。船はすごく身近でしたね。 で、転職するとなったとき、私はすごく小笠原海運に入りたかったんですが、 募集の枠がなかったので、グループ会社の東海汽船へ就職しました。 |
クララ | 昔、初めて小笠原丸に乗ったとき、色々な所に桶が置いてあって、心配になりました。 |
ちぎー | 私も思った!(笑) すごく袋が目立ちました!何メートルおきかに。(笑) |
――とても、ありがたいですけどね。
大道 | あれ、すごくお客さんをびびらせますよね。 |
――一同笑
大道 | そんな光景にびっくりしたのも最初のうちだけで、 いまはもう、すっかり“仕事場”という感じですね。 なんで、この間、仕事で空港に行ったときは、 『旅がはじまるー!』という感じでワクワクしました! |
大道 | 普段置かれてる環境によりますよね。 |
クララ | 真逆ですもんね~。 |
ちぎー | 船はラクですよね。ごろんってなれるから。 |
クララ | 寝転がれますよね。 |
大道 | やっぱり、船の12時間と飛行機の12時間は違いますよね。 |
船旅には、女の子が楽しめる要素が沢山ある気がします。
大道 | 自分が見る、船に乗られるお客さんは、釣りとかダイビングの方が多いんです。 観光に来られるのは、おじいちゃんおばあちゃん、といったイメージだったので、 皆さんのような若くてキラキラした女性が乗船されて、 こんなに船旅を楽しんでいらしたのか!とびっくりしました。 |
クララ | 相当楽しませていただいてますよ!(笑) |
――『島ガール』の取り組みをされてますよね。
クララ | 島ガールのコンテンツ、すごく面白いと思いました! |
大道 | ありがとうございます。そういう層のお客様にもっと知ってほしくて。 こうして直に、船を満喫している若い女子のお話を伺うと、とっても嬉しいです! |
ち・ク | まだ知られてない方多いですよね~。 知ったらハマってしまうんではないか!と思います。 |
大道 | 船旅の楽しみは、おじさんだけじゃないですよね。 |
クララ | むしろ、おじさんの楽しみ方がわからないです!(笑) |
大道 | おじさんは、デッキにレジャーシート敷いて、 お酒飲んでくさやを食べるのが楽しいんですよ。 |
クララ | なるほどー! |
ちぎー | でも私もいつも、レジャーシート広げちゃいますね! |
大道 | あ、本当ですか?でも、おじさんはくさやを食べてるんですよ。(笑) |
ちぎー | まだ、くさやは食べてないです。(笑) |
クララ | カップ麺を必ず持ってくるように、と言われてて。 |
大道 | それは素晴らしいです。船旅のプロの私のオススメは、缶詰ですね。 イナバのタイカレーとか。 |
――いいですね~!
大道 | あれは湯せんで温められるので。電子レンジは、船にないんですけど。 |
ちぎー | 湯せんはどうやってやるんですか? |
大道 | 給湯器はあるので、何かお湯を入れるものを持参していただければ。 それか、カップ麺を食べたあとの容器もオススメですね。 湯せんするとちゃんと温まるので、焼き鳥の缶詰とか、ハマって食べてます。 |
――あの甘い濃い味いいですよね~!
大道 | そうなんですよ! |
――一同笑
ちぎー | いつも缶詰とかは、どこで食べられてるんですか? |
大道 | 普通に、そこらへんとか、お部屋で食べてますね。 |
ちぎー | 橘丸だと、他にどこか食べるところはありますかね? |
大道 | レストランがあるんですけど、営業時間以外は解放されているはずです。 そこに給湯器もあります。 |
クララ | それはいいですね! |
大道 | 缶詰と、レトルトパウチの物がおすすめですね。これも湯せんで温まるので。 やっぱり、カップヌードルだけでは飽きてしまいます。 小笠原丸に乗るときは特に! |
クララ | 確かに、私も相当お菓子を持って行った覚えがあります。 |
――バッグの中にお菓子が詰まってましたよね。(笑)
大道 | 素晴らしいです。 |
クララ | 酔うことも想定して、色々なパターンの、酔っても大丈夫な食事を用意しています。 おにぎりの海苔を外したりとかね。 |
クララ | やっぱり、持ち込む食べ物を考えるのも、船旅ならではの楽しみですよね。 |
大道 | 今日初営業公開の橘丸っていう船があるんですが、 私は今晩乗って、八丈島まで乗って、帰ってくるんですね。 |
一同 | おぉ~! |
大道 | ほぼ24時間じゃないですか。なんで、何食べようかな、と思って。(笑) 作戦練って、これから買い出しです。 |
――早速、楽しみですね〜。
大道 | レストランも新しいので、新メニューもチェックしたいですけどね! |
クララ | 確かにー! |
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