こんにちは。ロンドン在住のモモです。
イギリスの会社の食堂で初めて知った不思議な発見がありました。
それは、イギリスの人たちは「毎週金曜日はお魚」「日曜日はローストのお肉」と決まっているということ。
いったい、なぜ……?
今回は曜日ごとに違うメニューの謎の解明とともに、ロンドンのおいしいお店をご紹介します!
It’s Friday. Eat Fish and Chips!(金曜日だよ、フィッシュアンドチップスを食べよう!)
カトリック教徒の人たちは、金曜日はお肉を食べないという習慣があるようです。そのため、金曜日にはFish and Chips屋さんには行列が出来ます。
新聞紙に包まれた、白身魚のフライ(大きいのでびっくりするかもしれません)とチップスをほおばるおじさんたちが町のあちらこちらに見られます。
ビネガー(お酢)をかけて食べるのがイギリス人流。
PUBでもFish and Chips屋さんでも毎日食べることができますが、なぜか金曜日に食べると美味しい気がするのです。
ロンドンで食べられるフィッシュアンドチップスの専門店
Rock & Sole Plaice
観光客に人気のコベント・ガーデンにある、1871年創業の老舗。「開店当初の古き良き時代」を大切にしている店内はレトロな感じです。混んでいても回転が早く、忙しい観光の合間にお持ち帰りもできるのでお試しあれ。
47 Endell Street, Covent Garden WC2H 9AJ
Tel: 020 7836 3785
営業時間 月~土 11:30-23:30 日 12:00-22:00
The Sea Shell
日本人の間で人気になったのが、ダイアナ妃やレディー・ガガも食べたというこの有名店。
こちらもお持ち帰りができるので、近くのRegent parkでお花を見ながらのランチなんていかがですか?
It’s Sunday, Eat Sunday Roast!(日曜日だよ、ロースト肉を食べよう!)
イギリス人は日曜日に、チキン、ビーフ、ポーク、ターキー、ラムなどの肉をローストします。
ではなぜ日曜日に作るかというと、ローストするのは長い時間がかかるため、時間に余裕がある日曜日になるということです。
また、日曜日には家族や友人とパーティーをすることもあり、その際は大勢で食べることができるので、このような料理はもってこいなのでしょう。
ローストされた肉は、日曜日のPUBならほとんどのお店で提供しています。ふらっと入って試してみてはいかがでしょうか。
イギリス人はグレービーソースで食べますが、個人的には持参したポン酢と柚子胡椒で食べるローストビーフが最高に美味しいと思います。
ロンドンで食べられるローストビーフの専門店
Hawksmoor Seven Dials
旅行者には便利なコベントガーデンにあるステーキ店のローストビーフ。
日曜日に予約をしていくことをオススメします。値段はあまり高くないので、気軽に行くことができます。
11 Langley Street, London WC2H 9JG, England
Tel44 20 7420 9390
営業時間 月〜土 12:00-15:00、17:00-22:30 日 12:00-21:30
Simpson’s in the Strand
創業が1828年、老舗のローストビーフ専門店。店内の雰囲気も素敵なので、お時間があればお味をゆっくり堪能してみてください。
ただし、ドレスコードがあるお店のため、カジュアルスマートでお出かけください。
ロンドン住民にとっても、敷居の高いお店です。
100 Strand
London WC2R 0EW
Tel 020 7836 9112営業時間 月〜土 12:00-14:45、17:45-22:30 日12:00-21:00
ロンドン郊外
The Old Orchard
ロンドン郊外へ車でで移動するつもりなら、こちらのお店がオススメです。
メニューにあるSunday Roastを、テラスでイギリスらしい景色を見ながらいただくことができます。
個人的にお気に入りなので、実はあまり教えたくないお店です。
Park Lane Harefield Uxbridge
Middlesex UB9 6HJ
Tel: 01895 822 631
営業時間 月〜土 11:30-23:00 日12:00-22:30
いかがでしたか?
最後にみなさんに残された、「本当にその曜日に食べるとおいしい気がするのか?」という謎を解明するためにも、ご旅行の際にはぜひイギリス人流のメニューを楽しんでみてくださいね。