ルクセンブルクパビリオンのテーマは、「Doki Doki – ときめくルクセンブルク」。実は開幕直後はさほど話題になっていなかったパビリオンなのですが、日を追うごとに妙に欧米系のゲストが並んでいるなぁと気になっていました。体験してみて納得! これは楽しい!Doki Doki ! しかも食べ物も美味しい! ルクセンブルクパビリオンの魅力をお伝えします。
日を追うごとに人気が出るパビリオン
万博には開幕前から事前評判が良いパビリオンと、今一つ何をやっているのかわからないパビリオンというのがありまして。

ルクセンブルクパビリオンは「何をやっているのかわからない」パビリオンのほうだったのですが、これが見事にダークホース! 最初は欧米人がその魅力に気づいたようで、日を追うごとに列が伸びていく人気のパビリオンに!

今は100分以上の待ちが当たり前。ちなみに私は2回並びましたが、平日の10時半に並んだ時は入館に60分かかり、平日の19時に並んだ時は40分かかりました。
ルクセンブルクパビリオンの列
ルクセンブルクパビリオンは、25人ずつの入館と決められています。列の上は雨や日差しをある程度遮る屋根があるので、まぁまぁ待機しやすいパビリオンといえます。

待っている間に退屈しないように、ルクセンブルクの概要や、名所旧跡の紹介などが壁に描かれていますよ。
元気よくモイエンの練習
万博あるあるですが、ツアースタート前に現地の言葉で挨拶を教えてもらい、みんなで練習します。ルクセンブルク語で「こんにちは」は「モイエン」です。

次の空間に入ると、ルクセンブルクの人々がパネルに映し出されて対話しているような演出があります。ここではルクセンブルクの多様性や言語、暮らしぶりを知ることができます。

次の空間はゲーム感覚で大きな球体にアイデアを送る体験。マシンの数に限りがあるので、ぜひ小さなお子さんに譲ってあげてほしいところ。

次はいよいよ大人気のイマーシブ空間です。
大きなハンモックに乗り、空を飛ぶような体験
大人気の体験ができるお部屋は、前方と足元に大きなスクリーンがあります。そこにハンモックが張られていて、真下もスクリーンもみれる状態。

ハンモックの1つのマスには2人しか乗ることができないので、乗れる人と乗れない人が出てきますが、乗れなくても十分楽しめます。どちらかというと乗らずに後方で動画を撮るのが楽しいくらい。上の写真はネットの一番前。下の写真はネットに乗らず後方から撮影。

実は一度目はネットに乗ったのですが、「もしかして乗らずに後方から見たほうが楽しいかも…」と思い、2度並んだというわけです。
中庭のレストランは穴場!
ルクセンブルクパビリオンに入るなら、少々混んでいてもお昼前がおすすめ。10時頃から並んでパビリオンを楽しむと、11時半には中庭でランチが食べられると思います(日による)。

というのも、万博内の多くの海外パビリオンがパビリオンとレストランを別の列にしている中で、ルクセンブルクパビリオンはレストランがパビリオンの中庭にあってパビリオンを見終わった人しか利用できない仕様になっているので、混んでいないのです。

仮に1時間半並んだとしても、他でパビリオンを見るのに1時間、レストランに1時間並ぶことと比べたら、効率が良いですよね。

実際にお昼時にもかかわらず、すんなりと座れました。写真はソーセージのセット(2,100円)と炭酸水(400円)。ベルギー、フランス、ドイツという美味しい国に囲まれた小国ルクセンブルク。美味しくないはずがない! ぜひルクセンブルクパビリオンとルクセンブルクグルメを楽しんでみてください!