大阪・関西万博の開幕までに建設が間に合わないと言われていた各国パビリオンですが、蓋を開けてみたらほとんどのパビリオンが完成していて、連日SNSに楽しい万博レポートがUPされています。そんな中、ベトナム・インド・ブルネイ・ネパール(未払い)が開館できない日々が続いていました。中でも完成しないインドパビリオンが大人気。どうして完成していないのに人気なの? SNSで見られる日本人の歪んだインド愛(笑)をご紹介します!
4月中にオープンできなかったパビリオンは3か国
大阪・関西万博が開幕してから、4月末までにオープンできなかったのはインド、ブルネイ、ネパールの3か国。ネパールに至っては、建設費未払い問題が発生中。ベトナムはなんとかギリギリ4月中にオープンに間に合い、ほっと一安心といったところ。
ところが、パビリオンが完成しないことで大人気となっている国があるんです! それがインド。SNSではインドパビリオンの完成に関する情報で盛り上がり中! いったいどうして!?
完成せずとも明言を残すインドパビリオン
そもそも開幕前から怪しかったんですよね、インド。4月9日の報道関係者向けの視察時にも完成していなかったけど、開幕数日前になっても「絶対間に合います!大丈夫!」と豪語。

で、結局開幕に間に合わず。その時の言葉が「我々には我々の時間軸があるのだ」ですからね。まじめな日本人にとったら衝撃の言葉ですよ、これ。日本人なら土下座で平謝り一択。なんとも清々しい開き直りに「これがインドという国だ!」「これぞ多様性!」「インドの国をよく表している!」とSNSは歪んだインド愛で大盛り上がり。
インド=バーラト
SNSではもう一点、注目されたポイントが。「ん?バーラト?」

未完のパビリオンの前には「インド」「インディア」ではなく「バーラト」というサインが。どうやらインドの人々は自分たちの国のことをバーラトと呼んでいるらしい。わかりやすく言うと、「ジャパン」ではなく「ニッポン」という感じでしょうか。そういえばモディ首相がそのようなことをおっしゃっていましたね。
「今週中には完成する」との発言
そして4月22日(火)には関係者から「今週中には完成する」との発言が飛びだし、x民からは「どうしよう…完成しちゃう!」「私が行くまで待って、バーラト!」など、完成を惜しむ声が(笑)

確かに4月23日には内装もだいぶ仕上がってきた感じでした。でもきっと、週末には夢洲に時空の歪みが発生し、「我々の時間軸」が出現するはず!

案の定、やっぱり「我々の時間軸」が発生し、オープンしなかったインド館。でも外観もかなり整ってきたような。
「今月中にはオープンする!」発言
そろそろ誰も反応しなくなってきましたが、月末には「今月中にはオープンする!」との宣言。

この頃になると、手のモニュメントもくるくる回ったりしていました(笑)
最新オープン予定は5月1日
当然月末には完成せず、懲りずに「5月1日にオープンします!」と。ここまで来ると、もうイソップの「狼少年」です。x民も、「完成しなくてもいい」「なんなら未完のままでいて」などの声が多数。
この記事を書いているのが4月30日。さて、明日どうなることやら。