いよいよ今年も残すところあと2か月。街中がイルミネーションでキラキラと輝きだしました。
都内各地のイルミネーションイベントも毎年表情を変え見応えがありますが、今年は少し遠出して“全国1位のイルミネーション”を見に行かれてみては?
2013年イルミネーション部門第1位に輝いたのは…
三重県にある植物園「なばなの里」。
植物園と言っても、ナガシマスパーランドを中心としたナガシマリゾートのいち施設で、レストランや展望台があるだけでなく日帰り温泉「里の湯」も併設されたとても広い庭園です。
そんな「なばなの里」で毎年10月下旬~3月末まで開催されているウィンターイルミネーションイベントが“冬華の競演”。
メイン会場は約27000㎡(東京ドームの半分強)と、イルミネーション会場としては国内最大級の規模を誇っています。
そしてこの“冬華の競演”は、『全国イルミネーションランキング』の2013年イルミネーション部門第1位を獲得!
選定者は夜景のプロフェッショナル。夜景鑑賞士検定(こんなのあるんですね…)の有資格者4000人が「実際に行ってみてよかった冬期イルミネーション」という条件で選んでいます。
ミッドタウンの10倍以上!
2004年の第1回イベントでは100万個だったLEDライト、現在はなんと700万個以上。
もちろん会場のサイズは違いますが、『ミッドタウン・クリスマス 2014』での使用量が約50万個とのことなので、その規模の違いを感じていただけるかと思います。
『冬華の競演』といえば、“華回廊”が有名。
この光のトンネル、写真で見たことのある方いるのではないでしょうか。
白熱電球によって作られた200mのトンネルで、よく見ると、電球が輝いているのは花びらを模した笠の中。細かい演出ですが、たくさんの小さな光る花の中を歩くのはとても幻想的で、別世界に足を踏み入れた気分になります。
広大な敷地内すべてを有効に使っており、幅5m長さ120mの川を使った水上イルミネーションや、高さ18mの巨大な2つのツリーイルミネーションなど1つ1つのスケールも大きく圧巻です。
世界一美しいイルミネーション
メインとなるテーマエリアは毎年異なるテーマが設定されるのですが、今年のテーマは「ナイアガラの滝」
ナガシマリゾートの創業50周年ということもあって、史上最大の、高さ約20m・横約120mという壮大なスケールであの大絶景を再現!日の出、霧、夜、雪解けなど8シーンを最新LEDや特殊技術によって“世界一美しいイルミネーション”が作り上げられています。
ちなみに、私が訪れた2年前のテーマは「富士山」。巨大なスクリーンに光で描き出される四季折々の富士山は、本物とは違う迫力や感動がありました。
街中・都内のイベントでは味わえないそのスケールの大きさや荘厳さ。
東京から約2時間半かけてわざわざ行く価値のあるイルミネーションです。
ただし。真冬の夜の庭園を歩くことになるので、防寒対策はかなりしっかりしておかないと本気で命の危機を感じます。お気を付けくださいませ…。
冬なのでどうしたって寒いわけですが、帰る前に里内併設の温泉施設に立ち寄って冷えた体をあっためるのがオススメでございます。
開催会場:〒511-1144 三重県桑名市長島町駒江漆畑270 なばなの里
開催日時:2014年10月25日~2015年3月31日 点灯時刻はカレンダーで要確認
料金:小学生以上2100円(里内で利用できる金券1000円分付)、小学生未満無料
今回紹介したスポット
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なばなの里
三重県にある植物園「なばなの里」。ナガシマスパーランドを中心としたナガシマリゾートのいち施設で、レストランや展望台があるだけでなく日帰り温泉「里の湯」も併設されたとても広い庭園です。10月下旬から翌年3月末まで開催される『なばなの里 冬華の競演』というイルミネーションは全国イルミネーションランキングで1位を獲得した必見イベント。