(この記事はマカオ旅ソムリエより転載したものです。)
前回はマカオ旅行前に知っておきたい基本的な情報をお届けしました。
今回はこれからマカオを旅する方へ、より実用的な情報をお届けしていきます。
治安はどうなの?
カジノのイメージとなると、危なくない??と思われる方も多いかと思いますが、マカオはとても安全な場所です。
治安の水準は日本とほぼ変わらないと言われています。
カジノが24時間営業していることもあり、お店も夜遅くまで営業していることが多いですし、時間帯を問わず市内には警察官が巡回しているので、夜ひとりで街を歩いている女性を見かけることもしばしば。
とはいっても海外なので、最新情報をチェックし、貴重品の管理などはしっかり行うようにしてくださいね。
マカオの楽しみ方とは
マカオは中国広東省とつながる半島側エリア、南方へ橋でつながるタイパ、コロアン、そしてその間を埋め立てて作られたコタイ地区の3つをあわせたエリアの大きくふたつのエリアから構成されます。総面積は約30.3平方キロメートル。
マカオの端から端へ行ってもそう時間をかけることなくアクセスができてしまいます。
なので、散策の基本は徒歩、タクシー、バスの3択となります。
ホテルのシャトルバスをうまく活用すれば、基本的にどこへでも無料でアクセスが可能です。
世界遺産の大部分を有し、グランド・リスボアなど、巨大カジノや高級ホテルが立ち並ぶ「半島側」
マカオに初めて訪れるのであればマカオ半島側は外せません。
香港からフェリーでアクセスするのであれば、メインのフェリーターミナルは半島側にあるので、多くの方は必ず訪れることになります。
巨大ホテル・カジノ群が立ち並ぶ「これぞマカオ!」というスケールの大きい景観のすぐ近くに、世界遺産にも指定された歴史を感じられるエリアへアクセスできる。
こんな場所は世界中どこを探しても見つけられないかと思います。
カジノに挑戦するのも、歴史地区を散策するのも、半島側に滞在すれば両方同時に楽しむことができます。
超大型リゾートホテルとショッピングモールが立ち並ぶ「コタイ地区」
タイパ南側に位置するコタイ地区といえば、カジノ、ショッピングモール、エキシビジョン施設や劇場などを併設した超大型リゾートホテルが建ち並ぶエリアとして有名。
ヴェネチアン・マカオ、シティ・オブ・ドリームズ、ギャラクシー・マカオ、サンズ・コタイ・セントラルと、毎年のように続々大型リゾートが開業しており、現在も建設が進められています。
訪れてみるとどこを見回してもその全てのスケール感に圧倒されてしまいます。
大きなお世話かもしれませんが、
「こんなにたくさん建てて、稼働率は大丈夫なのか?」
と不思議に思い調べてみると平均して年間通じて80%以上の稼働率を誇っているということですから驚きです。
大企業のコンベンションやカンファレンス会場としてもニーズが高いようです。
米ラスベガス・サンズ・グループ傘下のサンズ・チャイナ・リミテッドが計画を進めているフランス・パリをイメージした「パリジャン・マカオ」の建設地にはあのエッフェル搭も1/2スケールで現在建設中。2015年4月現在、その半分くらいが出来上がっていました。
マカオのホテルは上記ふたつのエリアにほとんどが集中していますが、どちらのエリアに滞在するにしても、先述の通り、マカオは小さい範囲に全てがまとまっているので、旅のスタイルや目的に合わせて滞在先を選ぶとよいかと思います。
ということで、次回はマカオ、オススメホテル情報をご紹介します!
「おすすめのマカオ旅行はありますか?」
そう聞かれてオススメを紹介するのがマカオ旅ソムリエのお仕事。
お客様におすすめのワインを選んであげるように、自分の体験を活かしてマカオの隠れた魅力を発信したり、独自のマカオ旅のご提案をしています。
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