野川公園には怖いくらい真っ赤な彼岸花のじゅうたんが広がっています
日本

彼岸花_引き

彼岸花_森

9月の中旬から下旬に見頃を迎える秋の風物詩である彼岸花は異名が多いことで有名ですよね。あの世とこの世が最も近付く彼岸の時期に咲くことや、お墓の近くに植えられていることから「死人花」「地獄花」「幽霊花」などと呼ばれ不吉なイメージが強いと思います。

 

しかしその真っ赤な花は怖いくらいに美しく、見る者を虜にします。今回はあまり知られていない彼岸花の名所である三鷹市の野川公園を取材。ひっそりとした森の中に日常では見ることのできない、一面赤い絨毯のように広がる彼岸花畑を発見しました。

野川公園内の川沿いをまっすぐ

彼岸花_道のり

 

野川公園は自然が多く、虫や鳥など様々な生き物が生息しています。休日になると家族連れなど遊びに来ている方もいるようですが、平日はほとんど人がいませんでした。ちなみにこの季節はとにかく蚊が多いので虫除けスプレーは必須アイテムです。

大きな木を通り過ぎてズンズン進む

彼岸花_道のり_木

この日は天気が良く行楽日和だったので、お弁当でも持っていけば良かったな、と少し後悔しながら大きな木を通り過ぎます。

彼岸花畑が見えてきました

彼岸花_園外

遠くから見ても一面真っ赤でした。見えた瞬間思わず「おぉ〜!」と声が出て、早く見に行きたくて急ぎ足になります。

自然観察園に到着

彼岸花_看板

植物や野鳥の観察会を行っているようです。入場は無料なので気軽に立ち寄れます。ちなみに月曜日は休園日なので気をつけてくださいね。

奥に真っ赤な彼岸花畑を発見

彼岸花_畑

森の中にひっそりとできた彼岸花畑は緑と赤のコントラストでとても綺麗でした。彼岸花を持ち帰ると家が火事になるという迷信があるのですが、そう連想してしまうのも頷けます。真っ赤な赤は燃えているようで、ついつい見とれてしまいました。

彼岸花_引き

絵本のワンシーンみたいで、現実離れした風景に癒されます。

彼岸花_画面いっぱい

彼岸花には毒があるのできれいだからって食べてはだめですよ。昔は食糧難で毒抜きをして食べていたようですが、みなさんは真似しないように。

彼岸花_アップ

彼岸花は英語では赤いクモのように見えるので”red spider lily” (レッド・スパイダー・リリー)とも呼ばれています。

野川公園すぐ隣、武蔵野公園にも彼岸花が

彼岸花_公園

野川公園をうろうろしていると散歩中のおじいさんから、「隣の武蔵野公園にも彼岸花が咲いてるよ」と教えてもらえました。すぐに野川公園から徒歩5分の武蔵野公園に直行。道の脇にきれいに一列に並んで咲いている彼岸花を発見しました。良い情報をありがとうございました。

行楽の秋を楽しみましょう

秋は一番動きやすい季節です。近くの公園に行ってみると意外な発見があるかもしれません。公園ではカメラを持って歩いている人を見かけました。みなさんもきれいな写真を撮って楽しんでみてはいかがでしょうか。

野川公園
東京都三鷹市大沢6−4

この記事を書いた人

さと

さとライター

89年福岡生まれ。雑誌記者として活動後、ライターとして様々な記事を執筆しています。飼い猫をこよなく愛しInstagramでたくさんの「いいね!」をもらうため日々奮闘中。最近は愛猫の噛み癖に悩んでおり、かなり思いっきり噛んでくるので怖いです。もう少しおとなしくなってくれるといいなと思っています。

    チャンネル

    チャンネルをもっと見る