ジャパンフェスティバル アイスランド人はこんなに日本文化が好き!
アイスランド

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特別企画「tripro VOICE アイスランドWEEK」
アイスランド総合研究所の企画「アイスランドに関する記事募集」でご応募いただいた記事のうち、「特別賞」「優秀賞」に輝いた記事を掲載しています。
今回の記事は「優秀賞」に輝いた、三浦さんによる「ジャパンフェスティバル アイスランド人はこんなに日本文化が好き!」です。

 

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「イギリスの横のあれだよね?」
という言葉に対し、これまで何度「それはアイルランド…」と答えてきたことでしょうか。アイスランドを愛し、携わってきた人々なら誰もが一度は通る道のはず。
大多数の日本人にとって、アイスランドという言葉から連想されるイメージは、まだまだ曖昧なものである、と言っても過言ではありません。

中学生の頃、アイスランド音楽に衝撃を受けてアイスランドに恋し、ついには交換留学生としてアイスランドに留学し、首都レイキャヴィークで約1年間生活するまでに至った自称アイスランド・フリークの僕としては、この日本におけるアイスランドへの関心の低さには少し納得できないものがあります。もっとアイスランドを皆に知ってほしい!

ここでアイスランドがいかに素晴らしい所か、ということについて滔々と語るのもいいのですが、僕は少し違った視点から皆様にお伝えしたいことがあります。
それは、どれだけのアイスランド人が日本を認識しており、関心を寄せてくれているのか?ということ。

僕がその答えの一端を垣間見た気がしたのは、留学中、アイスランド大学で開催された「ジャパンフェスティバル」においてです。
これは、アイスランド大学と現地の日本大使館が協力し、日本文化をアイスランドの人々に紹介するというイベントです。日本語を大学で勉強しているアイスランド人や、留学生を含む、アイスランドに居住している日本人がスタッフとして参加し、運営されました。

フェスティバル当日。
外では台風並みの暴風が獣のような咆哮を上げ、誰もが「これじゃ人が来ないよね」とこぼさずにはいられないような朝を迎えました。空は薄墨色、窓ガラスは風がうねるたびに軋むという不吉な様相を呈する中、不安は高まるばかり。

ところが、いざフェスティバルが始まると…そこには人、人、人!
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最終的には、詰めかけた群衆で会場は埋め尽くされ、通路は人が多すぎて上手く身動きが取れなくなったほど!人口の少ないアイスランドにおいて、ここまで大勢の人々が、悪天候にも関わらず足を運んでくれるなんて!アイスランド人の日本に対する感心の高さに驚かされ、胸が高鳴ったのを今でも覚えています。

というわけで…前置きが長くなりましたが、2003年2月に行われた「ジャパンフェスティバル」の模様をレポートすることを通じて、アイスランドの人々がどれほど日本に愛着を持ってくれているのかということを伝え、そして日本の方々にアイスランドという国にもっと親近感を持って頂こう!というのが今回の記事の狙いとなります。
それでは、当日の模様をお楽しみください!
(※ある程度人が空いた時間帯でないと忙しくて写真撮影に行けなかったため、一部人の入りが寂しい写真もありますが、ご了承ください。)

①アニメのアフレコ体験

photoアフレコ
フェスティバル開催中、日本と言えば?という問いを来場者にぶつけてみたところ、最も多く返ってきた答えが「マンガ・アニメ」でした。回答の中で特に人気を集めていたタイトルは「NARUTO」で、現地での忍者人気は絶大なもののよう。
ちなみに、僕はNARUTOを一度も読んだ事がなかったため、NARUTOをどう思うか?というアイスランド人からの逆質問に上手く答えられず、「なぜ日本人なのにNARUTOを知らないのか」と詰め寄られる場面も…。

フェスティバルでは、日本のアニメの映像をスクリーンに流し、それに合わせて日本語でアフレコを行う、という試みが行われており、大盛況でした。

②お笑い番組

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別の教室では、スクリーン上にダウンタウンさんの「笑ってはいけない」(!)を字幕付きで上映していました。「ハマダ、アウト!」や、ジミー大西さんの英会話レッスンの模様を観たアイスランド人は、大爆笑。笑いの力は、国境を越えるようです。

他にもアイドルグループ「嵐」が出演するバラエティ番組が特に若い女性の間で人気でした。かっこよくて、歌えて、踊れて、そしてバラエティもこなせる!というアイドルは、アイスランドはおろか、ヨーロッパでもほとんどいないらしく、そこがいいとのこと。

③茶道ブース

photo4茶道
photo茶道ブース
日本の伝統文化を伝えるブースもあります。茶道のブースは年配の方々だけに留まらず、幅広い年齢層から支持を集め、長蛇の列は部屋から飛び出て、廊下まで続いていました。

余談ですが、アイスランド人の中にはグリーンティーを家庭やカフェで飲む際、紅茶感覚なのか、ハチミツや砂糖、ミルクをたっぷり加えて飲む、という方が少なからずいます。また、お店で購入したペットボトル入りの緑茶(東南アジアからの輸入品)にも、甘味料が相当入っており、とてもじゃないですが、日本人には飲めないなと思いました。

④折り紙体験

photo折り紙
photo7折り紙ブース
家でニッティングをしながら厳しく長い冬を過ごす人が多いということもあってか、アイスランドには手先が器用な人が多く、折り紙に対する関心も高かったようです。

⑤武術

武術
合気道や空手、柔道といった武術もアイスランドでは人気があるようです。
子供の頃から武術を習い、それが縁で日本語を大学で学ぶようになり、日本で武術を学ぶ為に留学するという人も!

⑥着付けコーナー

photo着付け
photo10着物
着物の着付けを行い、記念撮影を行うというブースです。

⑦書道コーナー

photo書道
photo書道コーナー
実際に書道を行うのは日本人ですが、アイスランド人の名前を尋ねて、それを平仮名にするというユニークな試みを行っていました。
日本人には発音が困難なアイスランド人の名前も、ひらがなにしてしまうと可愛らしく響きます。

⑧コスプレコンテスト

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僕はこのコンテストの係を任されたため、ドラえもんの着ぐるみで臨みました。
写真を見ると分かる通り、非常に参加者のレベルが高く、日本のコスプレイベントと比較しても、遜色がないように思えます。インターネットの通販を通じて海外から衣装を入手するという手段が主流のようで、中には手芸店で手に入れた生地でコスチュームを自ら創作したという強者も。

以上、フェスティバルの模様を簡単に紹介させて頂きました。如何でしたか?
一人でも多くの方がこの記事を読んで楽しんでくれ、また、アイスランドという国に対して親近感を感じて頂き、アイスランドに興味をもつ第一歩になってくれたらいいなと心から思っております!

余談ですが、アイスランドのとある雑誌において今回のフェスティバルの内容が報じられ、ドラえもん姿もバッチリ掲載されていました。
その後、スーパーで買い物をしたり、市内を歩いていたりすると、小さい子供に「Doraemon!」と指をさされるようになったのは良い思い出です。笑
photo yodan

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「アイスランド総合研究所」は、アイスランドを愛するすべての人が参加できるアイスランドファンのための団体です。各種キャンペーンなどを通じ、さらに多くの方にアイスランドの魅力に触れていただけるよう活動中。

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