あのラスベガスで今、大人気なのは…ものまねショーでした!
アメリカ

ラスベガスといえばカジノですが、ここ最近カジノ目的ではなく、ショーを鑑賞するために訪れる人々が年々増えています。

ラスベガスは世界で一番のエンターテイメントの街と言っても過言ではありません。ここでは365日、連日連夜、数多くのショーが開催されています。

今回ご紹介するショーは、日本人にはあまりなじみがないかもしれませんが、アメリカ人観光客やヨーロッパからの観光客に絶大な人気のショーです。

ラスベガスショービジネスの歴史


ラスベガスは1820年代後半に発見され、ゴールドラッシュと鉄道の開通にともない1840年代にカリフォルニアに向かう人々が休息する砂漠の中の中継地点となります。

そんな地の利を生かし、1946年第2次世界大戦後、ベンジャミン・シーゲルがフラミンゴホテルを建設します。彼のホテルが大当たりし、莫大な収益を上げたことをきっかけに、マフィア達が続々とラスベガスにホテルを建設しオープンさせます。

ホテルの増加により、経営者たちは集客を競い合うようになります。注目を集めるために、当時大人気のフランクシナトラなどの大スターを招き、ショーを定期的に行うホテルも現れました。

こうして集客に成功するホテルが現れるとどのホテルも競うように次々と新しいショーを行うようになります。

ラスベガスでは、集客出来るショーだけが、継続して開催されます。このような厳しい競争原理によって、ラスベガスはショービジネスの街として発展しました。

ラスベガスの楽しみ方

買い物天国・ラスベガス


ラスベガスでは、一流ブランド商品から、アメリカ西部らしい商品まで、訪れるすべての人が満足する品揃えのお店がたくさんあります。ストリートを歩き、ウィンドウショッピングするのも楽しいでしょう。

アメリカ西部らしいカウボーイハットやカウボーイブーツなどの革製品も購入できます。

街全体が遊園地!! 絶叫マシーンで遊ぶ!!


ストラトスフィアタワーの展望デッキ部分にある絶叫マシン、Insanity!!

地上320mの上空でブランコ部分が回転します。遠心力も手伝ってブランコ部分はどんどんと広がり、座っている椅子が下を向いてしまうので、空中から真下を見ることができる、絶叫マシーンです。

ラスベガスは街全体が遊園地のようで、このような絶叫マシーンをはじめ、様々な趣向の乗り物を楽しことが出来ます。

Insanity
公式HPはこちら

World’s Greatest Rock Show


日本でもものまねショーは大変人気がありますが、ここアメリカでも本家本元のスーパースターのような歌声や笑いを含めたお茶目なアクションは大人気。物まねショーは英語力をあまり必要としないので、英語がわからない人でも気軽に楽しめます。

今回は、ラスベガスでも人気の「World’s Greatest Rock Show」をご紹介。本物に逢わずとも、手頃な値段でお酒と最高のショーを楽しむことができます。女性同士でも安心して飲めるので、バーに行くような気軽さで沢山のファンの心をつかんでいます。

Van Halen


David Lee Rothは、ノリノリのパフォーマンスを見せてくれます。


Eddie Van Halen のギターも最高です!!

勢いで……観客席に降りて来ました。目の前で歌のサービスをしてくれます。

KISS


ご存知、KISSです。

歌だけでなく、メークも衣装もまるで本物のようです。

Journey



歌唱力は、本物にも劣らないほどです。

Bruce


バンダナがトレードマーク!! 迫力あふれるギター演奏!!

Heart


女性2人組バンドで観客を魅了します。

彼女たちのステージパフォーマンスはお色気たっぷり!!

次々と登場するバンドを楽しみながら飲むドリンクで、ほろ酔い気分です。

ホテルで開催されるショーなので、女子旅でも安心!! ちょっぴりおしゃれをして出かけると心も弾みテンションUP!

ラスベガスで開催されているショーは数多いですが、世界的人気バンドのものまねショーは、今もっともホットなショーとして人気です。

昼間は、ショッピングや遊園地で遊び、夜は最高のショーを楽しむ!! ラスベガスは、好奇心を満たしてくれる世界で一番のエンターテインメントの街です!!

なお、絶叫マシーンInsanityとWorlds Greatest Rock Showは、Stratosphere Casino, Hotel &Towerで開催されています。

Worlds Greatest Rock Show
2000 S Las Vegas Blvd, Las Vegas, NV 89104 アメリカ合衆国
$24.00~$90.00
公式HPはこちら

この記事を書いた人

ホップキンズ江美

ホップキンズ江美アメリカ・アウトロー史研究家、ライター

アメリカ開拓時代のアウトロー、マット・ワーナーがサインした壁画を偶然発見した事から、西部アウトロー史に興味を持ち調査をしています。日焼けイヤ!虫嫌いなのに…荒野の中を元気に探検!! 自分の目で見た事、経験した事のみが真実だ!!との信条から、気になる事は自分自身で確かめるを実践。好奇心旺盛でワクワクする事が大好きです。

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