秋も深まってきた今日このごろ……。秋といえば、読書・スポーツ、そして食欲の秋と言われていますが、紅葉も秋らしいものの一つですよね。紅葉を見ると「秋だなぁ~」なーんてしみじみしませんか? ということで、今年も紅葉狩りに行きましょう! 「紅葉スポットといえば、京都?」いやいや、有名どころじゃなくても美しい風景は意外と身近にあるもの。今回は私の地元、岐阜県の曽木公園を見に行きましょう!
曽木公園って?
曽木公園は、岐阜県の土岐市にある公園。岐阜の飛騨・美濃紅葉33選の1つに選ばれたこともあって紅葉がとっても綺麗です。周辺には、土岐プレミアム・アウトレットがあるので(車で約25分)お買い物帰りに寄れる便利な場所。駐車場は無料です。少し山奥なので、人混みに揉まれることなく、程よいにぎやかさの中でゆっくり楽しめるのがお気に入りの理由の一つです。
早速、まわってみましょう~
着いたらまず一言、「寒い」と言ってしまうと思います。そうここは、とっても寒い!! 私の体感ですが、冬の札幌より寒いので防寒はやりすぎなくらいがおすすめ。この寒さがあってこそ楽しめることがあるんですが、それは後ほど……。駐車場から少し歩くと、まずは屋台が並ぶ広場に着きます。
屋台とたき火に、お腹も心も満たされる
このスペースにはたき火が何か所かあって、そこで暖をとるのがいいですよ。駐車場から少し歩いただけなのに、寒すぎてすでにギブアップしそうになっているであろう身体を暖めて下さい。さらに嬉しいのが、屋台。豚汁や麺類、ぜんざいなど温かいものから、地元の五平餅などが並んですごく楽しい! 地元の方が作ってくださってて、なんだかあったかくていい雰囲気。店舗数がいくつかあるので品数も多いです。リーズナブルなのも嬉しい。小腹を満たすのは勿論、ガッツリここで夜ご飯にすることもできます。寒さのおかげで楽しめちゃうとはこのことで、たき火を囲んでご飯を食べるのがまたいいんですよね。
いざ、紅葉狩りへ
お待たせしました。会場に一歩入ると紅葉の世界が広がっています。
紅葉がライトアップされていて、これだけでも十分きれいなんですが、本番はこれから。おすすめは「逆さもみじ」。それがこちら!
見て下さい、これ~!! とにかく、きれい。初めて見た時の感動がよみがえります……中学生の頃に「すごい~!!」と大はじゃぎしたんですよね。水面に紅葉が反射して、まるでもみじが逆さに存在しているかのよう。水の中にもう1つ世界があるような幻想的な景色です。強く心に響いて忘れないものですね。秋になるとこれを見たくなります。
一通りまわると20分くらいでしょうか。逆さもみじは、いたるところにあるのでたくさん写真を撮ってみてください。
締めは温泉がいい
冷えた身体は温泉で温めて。なんと公園の向かいには、バーデンパークSOGIという温泉があります。寒い時期にありがたい。最後にお風呂に入れるとは、なんて幸せなんだろう。お風呂の種類が多いので楽しめますよ。タオルなども売っているので、手ぶらで行けるのも嬉しいところ。車はそのまま、公園から徒歩で行けるのでセットで行かなきゃもったいない! 温泉で締めて、旅は終了です。
1年で見られるのは、わずかな期間だけ
今回は私の大好きな場所をご案内しました。決して有名な観光地ではないけれど、ベタな場所じゃないっていうのもいいかなと思います。アウトレットでお買い物して、食べて、紅葉見て、温泉っていうのが私にとって最強ルートです。逆さもみじは、すいこまれそうな美しさ。曽木公園の期間限定ライトアップをお見逃しなく!