築地「ぎんざまぐろや」の食べ放題を攻略! 高級江戸前寿司を楽しもう
日本

まぐろ4カン

こんにちは。お寿司、おなかいっぱい食べてますか?
さて、お寿司が好きで好きでたまらない私が行く、「都内で高級寿司が食べ放題できる店に実際に行ってみるシリーズ」もなんと第6弾になりました。いつもご愛読ありがとうございます。

これまで、美登利寿司、神楽坂すしアカデミー、雛寿司、築地玉寿司、きづなすしと高級寿司の食べ放題を謳うお店で実際に体験をしてきまして、着実に着実に、確実に太っております。ありがとうございます。懲りずにどんどん突撃していきたいと思います。

第6弾は築地の「ぎんざまぐろや」!

さて、築地に店を構える「ぎんざまぐろや」。築地の江戸前寿司店です。
普段は落ち着いた雰囲気の寿司店のようですが、土曜、祝日限定で食べ放題を実施しています。
「築地の本格的な寿司屋で食べ放題だなんて!」と期待に胸が高鳴ります。
現在のところ私の中での高級寿司食べ放題界の頂上に君臨する「美登利寿司」「玉寿司」に比べてどうだったのか、早速レポートをご覧頂きたいと思います。
こちらのお店についてネットで調べたところ、

・食べ放題は予約できない
・朝から店の前の用紙に記入して順番待ちができる
・用紙は朝8時半から記入できる
・ずっと店の前で待っていなくても良い
・待ち時間は場合によっては数時間になる

という情報を得ていたので、3月某日の土曜日、お昼少し前に到着するように築地へと向かいました。
 
お店は築地のいわゆる裏築地のエリアで、築地駅から徒歩5分ほどの場所に位置しています。近くまで来ると、すでに店の前に行列が!
お店の扉には、順番待ちの記入用シートが取り付けてあります。
中をちらっと覗くと、カウンターのみのお店でそう広くはなさそうです。

当然ながらお店の中は満員。順番待ちの用紙も見るとたくさんの名前がありました。
一番後ろに名前を記入したのち、前に何人いるか数えてみると67人!
どうやらお店の前にいる人たちは、自分の順番が呼ばれるのを今か今かと待っている方々のようでした。
まぐろや注意書き

▲扉の横にはこんな注意書きが。
 
ふむふむ。1時間で20名程度回転と親切にも待ち時間の目安が分かるようにしてくれています。
ということは3時間後くらいにまた来れば良いということで、築地をぶらぶらして時間を潰すことにします。
 
場外市場の出店などの誘惑にもなんとか打ち勝ち、15時ごろ、お店に戻りました。
すると、店の前から人がすっかりいなくなっていました。
順番待ちシートを見てみると、自分の名前はまだ呼ばれていないようです。
待つこと10分。お店の人が出てきて、名前を呼んでくれました。どうやらいいタイミングに戻ってきたようです。
 
中に入ると、店の雰囲気はまさに築地の老舗の寿司店といった雰囲気。ベテランの職人さんがカウンターに3人並んでひたすらお寿司を握っています。
江戸っ子な感じのハキハキした女性の方に案内されて、入口すぐ近くのカウンター席へと通されました。
 
椅子に座ると、まずはまぐろが4貫提供されました。その後、職人さんから食べ放題の説明があります。
「最初にまぐろを出すので、あとは好きなものを頼んでください。食べ放題はシャリの量の調整はできません。」
とのこと。

まぐろ4カン
▲最初に提供されるまぐろ4貫セット

気になる食べ放題のシステムは?

食べ放題のシステムはというと、とにかくその日仕入れたメニューがなんでも頼み放題という極めてシンプルなシステムでした。
時間制限は90分。飲み放題などはなく、飲み物は個別に注文するシステムです。
メニューは用意されておらず、壁に設置されたネタ一覧を見ながら、目の前の板前さんと相談しながら注文していくシステムのようです。
食べ放題の値段は、税込ひとり3,500円です。

 
さて、注文開始! の前に既にまぐろ4貫が用意されたのでそれを頂きます、が、ちょっとシャリが大きいかも……? という印象。
まぐろ4貫を食べながら次は何にしよう? と考えていると
「何が好き? 貝は好き?」
と聞かれます。
「あ、はい好きです」
と答えると
「じゃあ貝いくつか出すね」
と言われこちらが出てきました。
貝2

貝

▲平貝、赤貝、みる貝、青柳、ほたて、ひも
まさか、こんなに出てくるなんて! と驚きつつ、黙々と食します。
 
次はとりあえず大好物のうにをと思い、うにを注文。
うに
▲うに。臭みはなくおいしいが、こちらもやはりシャリが多めな印象。

白身
▲続いて出てきた白身のおすすめ。えんがわ、真鯛、ぶり、ひらめ

穴子
▲穴子

日本酒
▲せっかくなので、お酒を注文します。〆張鶴を冷やで頂きます。

赤貝
▲日本酒を頼んだら、日本酒に合うお寿司を、と出してくれたセット

写真 2016-04-30 9 09 16
▲生しらす、サーモン、うにリピート

 
このあたりでお腹が限界を迎えました。
シャリの量が多かったため、いつもよりは数が少なめです。

築地「ぎんざまぐろや」攻略のコツ

実際に行ってみて分かったことが多かったので、「ぎんざまぐろや」攻略のコツを書きたいと思います。

食べ放題は朝に行く

理由は、職人さんも言っていたのですが、食べ放題は土曜祝日限定である関係もあり、早めの時間に来ないとどんどんネタが無くなっていってしまうからです。
私たちもいくつかのネタをリクエストをしてみましたが、売り切れてしまっているものが多くありました。
中には立て続けにネタを断られてしまい、少し怒ってしまうお客さんも。

江戸っ子職人さんの性格を知ろう

これはたまたまかもしれませんが、職人さんはいかにも江戸っ子という印象でした。押しが強く、下手なことを言うと怒られそうな雰囲気があります。
ただ何も言わないでいると勝手にどんどん決められてしまうので、頼みたいものを遠慮せずにどんどん言ったほうがよさそうです。
また、私たちがお酒を頼んだあたりから、心なしか急にシャリが少なくなった気がします。周りを見渡すと他にお酒を頼んでいるようなお客さんはいないようでした。
今時、なかなかこんな江戸っ子体験はできません。これも築地の華と捉え、頼みたいものは頼み、お酒も頼んでみると良いかもしれません。

ネタの質

肝心なネタの質はというと、やはり築地で仕入れているからか、全体的にレベルが高いと感じました。

総合評価

さて、上記のことから私の独断と偏見による現在の総合評価は
 
一位・美登利寿司本店、築地玉寿司(デックスお台場店)
三位・神楽坂すしアカデミー
四位・きづなすし
五位・雛鮨(西新宿店)
六位・ぎんざまぐろや
です。

ネタの質は高かったものの、やはりシャリの量の多さと攻略のレベルの高さから、このような結果になりました。
 
現在都内で6店舗の寿司食べ放題にチャレンジしましたが、引き続き新たな寿司食べ放題店の情報をお持ちの方がいらっしゃいましたら、是非情報を寄せて頂ければと思います。都内近郊であればすぐに潜入を試みます!
気になる方、高級なお寿司をおなかいっぱい食べたい! という方は是非是非各店の記事をチェックしてみてくださいね!

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この記事を書いた人

佐藤 永武

佐藤 永武

82年東京生まれ神戸育ち。お寿司が大好き。得意料理は24時間以上煮込む特製カレーで、一時はカレー屋の経営を志したことも。

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