近年「やねせん」という単語でも有名な、昔の東京・下町情緒の漂うこのエリア。
日本に来た外国人の友達と一緒に出かけると、とても喜ばれること請け合いです。
小石川金太郎飴
千代田線根津駅1番出口より出発。
根津神社を目指して歩いていると、その途中に昔懐かし系のお店が。
500円以内で遠足のお菓子を買いにいく、あのワクワク感が蘇るような雰囲気の佇まいの小石川金太郎飴。
いろんな種類の飴やその他お菓子が陳列されており、ひとつずつ味わってみたい気持ちになります。
買ったきなこ飴。かわいい顔のわりに大きなまさかりをかついだ金太郎がいい味を出しています。
根津神社
小石川金太郎飴の通りをそのまままっすぐ進むと、右側に根津神社の鳥居が見えてきます。
つつじがきれいなことで有名な根津神社。
つつじの時期ではないこの時は、池で泳いでいた鳥が大勢の観光客からカメラを向けられ、落ち着かない様子。
立派な社殿
鳥居群。根津神社の境内の中でも特に、外国人に人気のスポットでした。
谷中ぎんざ
根津神社より不忍通りを少し歩くと、谷中ぎんざへ到着。
国内外から老若男女が集っている不思議な通り。日曜日の昼下がりでしたがそこまで人も多くないようです。
通り沿いにはわらじを売っているお店やランプの専門店、安くてうまい総菜屋などなど、ひとつひとつ紹介したいくらい魅力的なお店ばかりなのですが、店によっては写真撮影を禁止しているところもあるので自粛。
特になにを買うわけでもない、まさに街歩きの場所としても、日本人はもちろんのこと、外国人もとても楽しめる通りです。
ベーゴマ教室が開かれていました。
ひみつ堂
谷中ぎんざの通りから少しそれたところに、知る人ぞ知るかき氷の名店、ひみつ堂があります。
季節に関係なくいつも行列ができるほどの盛況ぶり。
「ひみつのいちごみるく」。いわずもがな、シロップがふんだんにかけてあります。
竹下通りや渋谷などの賑やかで都会的な街にはない、昔から軸を変えずにずっしりと構えた佇まいの、谷中ぎんざとその周辺エリア。
すでに東京に何回も来ていたり、いわゆる観光地的な場所ではないところに行きたい外国人と一緒に歩いてみてはいかがでしょうか。