タイ国内でもどこにでもお店がある、セブンイレブン。
タイのセブンイレブンで意外と使えたもの、また使いこなすのが難しかったものをお伝えします。
せっかくの海外旅行、同じ忘れ物を買うなら、ちょっと濃ゆくて使えるマニアックなタイのコンビニライフも楽しんでみては?
時間がない時も欲しい物をサクっと探せる
タイのセブンイレブンでは置いてある商品が地域、お店によってかなり違うことも。
また商品名はタイ語だらけのため、初めて買うときに私は少し緊張しました。
基本的に観光地、商業地区のセブンイレブンには旅行者が必要とするものが揃っている場合が多く、お土産用の商品まで手広く扱っている店舗もあります。
歯ブラシ、ハミガキ粉
備え付けでないホテルが多いです。無いと困るし意外と忘れがち。サクッと手軽に買えると助かります。
歯ブラシ
歯ブラシは日本のドラッグストアのオリジナルブランドのものなどの方が同じ価格帯でも機能、品質が高いものもありますが、外国ならではのカラフルなものが見つかることも。
ヘッドが大きめのものが多いので女性は子供用などを買った方が無難かもしれません。
おもちゃのようにカラフルな子供用の歯ブラシ。だいたい150~180円ほど。
帰国後のハミガキが少し楽しくなりそうなデザインです。
ハミガキ粉
旅行後も使えば、旅の思い出にも浸れるかも。毎日使うものだし、自分用にもお土産用にも買って良かったです。
最近は、ホテルのアメニティの物も原産国が不安で使わないという人もいます。そんな時は自分で選んで買う方が安心かもしれませんね。そこまで気にしないよ、という人も毎日スッキリ癒されるかも。
少し小ぶりのサイズで110バーツ。帰国後も使えます。
トラベルサイズのハミガキ粉に歯ブラシとポーチが付いて105バーツ。コンパクト。
普通サイズ2つと小ぶりサイズ1つ入りは295バーツ、約1,040円。日本では普通サイズが1本だいたい1,000円なのでかなりお得。
私は家族や友人から「タイに行くなら買って来て」と、毎回頼まれるハミガキ粉です。健康に気を遣っている人や年長の方に差し上げても評判が良かったです。
さらに激安・キャラ立ちのタイローカルハミガキ粉
タイ文字のパッケージなど完璧なタイ仕様105バーツ。タイ製品の中では高級路線です。
ただしハーブが強めで舌が痺れたみたいになって、直後のご飯は確実にマズくなります。ダイエット用にいいかもしれません。一応ナチュラル系のハミガキ粉ですがパンチが効いています。
タイハーブがガツンと効いたタイプのものはお土産にすると日本で見かけるハミガキ粉とのあまりの違いにかなり面白がられました。ペーストの色もナチュラルなベージュ色。
タイの大手メーカー、ドクブアクーのナチュラルハミガキ粉はさらに激安の15バーツ。こちらもペーストがナチュラルなベージュ色。となりに置いてあるのはこちらも大手メーカーColgateのナチュラル系ハミガキ。只今タイではナチュラル系ベージュハミガキ粉がブームなのでしょうか?
ヘアケア
ちょっとローカルな場所に行くと、ホテルにシャンプーしかなかったりすることも。
またビーチやプールでの強い紫外線で予想以上に髪が痛んでしまい、ホテルのアメニティのリンスだけではうまく髪がまとまらないこともありますよね。
シャンプー・リンス
日本でも売っている大手メーカー製を買うこともできます。ボトルのコンパクトさと価格の安さが嬉しいですね。日本でも使われているメーカーで安心感があります。
上段は日本でも売られているパンテーン、下段はダブ。20バーツから。
タイハーブ、果物使用のナチュラル系のもので頭の地肌にもビタミン補給。コブミカンシャンプー&リンスは各75バーツ。
タイのコブミカンの香りが弾けます、ボトルもちょっとスタイリッシュ。ボトルはミニサイズではなく普通サイズです。帰国後もしばらく使えます。
このボコボコとした表面のものはコブミカンの中でも特に薬効があるそう。タイでは伝統的に白髪予防に良いと言われているとのことです。アロエ配合のものもあります。
バタフライピー配合シャンプー&リンス 各30バーツ。アバイブーベ、タイの王立ハーブ医学研究所製。
ボトルのデザインはイマイチですが、ラベンダーの香りが良く、個人的に洗い上がりが好きです。抗酸化作用、アンチエイジングに効果があると言われているバタフライピー配合。
小さいボトルが旅行用に便利。置いているセブンイレブンは少し少なめです。どうしても欲しい場合は、普通サイズのボトル入りのものがテスコなどのスーパーでも買えます。
ヘアマスク
痛んだ髪を緊急レスキュー。紫外線やプール、海で痛んだ髪もしっとりまとまります。
サンシルク オレンジボトル (サンプルパウチサイズ) 10バーツ。スーパーなどでセールになるとこのオレンジのこのヘアマスクだけが売り切れるほど人気です。美容大好きな韓国の旅行者も買って帰るほど。韓国の旅行サイトで紹介されているそうです。
私もプールやビーチで遊んだ後に使っています。肩下くらいまでの長さの髪型ならこのサンプルサイズで2回ほど使えます。
スキンケア編
空調もガンガン効いていて、紫外線も日本の7倍と言われるタイ。乾燥、紫外線と肌には過酷な環境なので基本的には日本から持ってくる方が良いかと思います。私は忘れた時にだけ現地で買います。
またタイ人は日本製も安心のブランドの一つと思ってくれているため、日本より割高ですが、ある程度は日本メーカーのものが手に入ります。
その中で買っても肌荒れしなかった物と、コレは困ったという物を厳選してご紹介します。
化粧水
日焼けした肌にも安心の日本製、ロートの肌ラボシリーズ極潤。トラベルサイズ119バーツ。
旅行には丁度良いサイズです。極潤αなどを扱っている店舗もあります。
タイ人女子学生もイチオシ。お気に入りだけどちょっと高いのでなかなか買えないとのこと。
タイらしさ満喫のキュウリとタイハーブ化粧水、アバイブーベ トナー。150バーツ。
さっぱり系化粧水です。この王立ハーブ研究所は色々な製品を出していて面白いです。
ジェル、乳液等
ロート製のものなどがあります。その時その時の人気のある商品扱われており、扱われている商品がよく変わります。
極潤の夜用保湿ゲル。日焼け止め成分は入っていませんが、もちろん日中も使えます。
SMOOTHはタイの薬局でも扱われている、敏感肌用メーカー。比較的安心して使えます。
タイはニキビに悩む人も多いので、コンビニでもニキビ対策コスメも充実。
メイク落とし
メイク落としはあると助かるけど、日本人の肌質、好みには合わないかも。
タイではノンオイルクレンジングが主流。タイのセブンイレブンでもノンオイル系を中心に取り扱っています。
気候、食生活からオイルクレンジングだとニキビになりそう、と心配になるタイ人が多いので置いてないのでは?とタイ人の友達が言っていました。
ノンオイルクレンジングでも日本でも見かけるような大手メーカー系列のものを選ぶと比較的無難です。ただ洗浄力がかなり強いので私には乾燥する気がしました。
写真ではビオレのパーフェクトクレンジングウォーター(89バーツ)などが並んでいます。
オイルクレンジングは大きな町のショッピングモールの中のスーパーやドラッグストア、例えばBootsなどで買うのが良いかと思います。資生堂やカネボウなどの商品も大型ショッピングモールで買えますが日本より割高になります。
オイルクレンジングはむしろ、日本から持って来た方がいいと個人的に思った物の一つ。
日本の化粧品技術の高さを実感!
独断と偏見で私は使いこなせなかった商品
普通に洗顔石鹸で洗っても、もう一度ダブル洗顔してもオイルがベッタリと肌に張り付いて取れず。すぐに吹き出物やニキビができてしまいました。
丁寧にオイルを乳化させることができるテクニックを持っている人なら使いこなせるのかもしれません。
タイでは珍しいオイルクレンジングで、しかもオーガニック製品とのことだけに残念でした。
このメーカーのココナッツオイル石鹸は香りや使い心地が良くて毎回自分用のお土産にしているのに。もし機会があれば使いこなす方法を教えてほしいです。
タイのセブンイレブンさん、ごめんなさい。この商品は私には使えませんでした。
ボディケア
ボディケアミトン
タイ植物や果物の力で全身スッキリ。必需品ではないけどタイらしさも満喫でき、お土産にも使えます。
暑くて新陳代謝も上がるため、ホテルのタオルだけで体を洗っているとどうしても角質がたまります。麻でできた袋の中にタイの植物から作った石鹸が入っていて、濡らして体をこすると泡立ちスッキリします。かかとや膝など角質がたまりやすいところにも使えます。
写真のものは日本でも石鹸を販売しているメーカーのもの。マンゴスチンエキス石鹸入り、39バーツ。
マンゴスチンエキスはビタミンが豊富で自然のケミカルピーリング作用もあるとのこと。美白やニキビ対策に良いそうです。
他にもタマリンドや蜂蜜配合のものも。好みに合わせて選んでみては? タマリンドはビタミンやクエン酸が豊富です。加齢臭対策にもなるそうです。
見た目も個性的でお土産にも面白がられる上に、意外と実用的。
リップクリーム
ニベアや大手メーカーのものが使いやすいです。
写真のものは オマケが1本ついて79バーツ。
タイのセブンイレブンではよく1個買うと1個オマケのセールがあります。
ココナッツオイル配合のナチュラル系は、タイらしさ満喫で滞在中から自分も使い倒せます。軽量・コンパクトでお土産用にも大量に買えますよ。
TROPICANAのリップクリーム、50バーツ。
ナチュラルがCoconuts Delight, 薄いピンク色がPomegranate Joyfulと名前もかわいい。
ホテルで、帰りの飛行機の機内でと滞在中から気軽に自分用にも使い倒せます。帰国後使うとココナッツの香りがふんわり。旅行を思い出してリフレッシュできます。
たっぷり塗って寝ると翌朝くちびるがしっとり。見た目もシンプルなので男女問わずにお土産にできるのもありがたいです。
左隣に陳列されているタイ感たっぷりの自然派のココナッツオイルリップバーム、20バーツ。激安!
本当に使えるのはコレ
オーガニックココナッツオイル
日焼けで痛んだ肌や髪にも優しい使い心地。自分用にも、お土産にもオールマイティに使えます。写真のものは55バーツ。
クリームや乳液の代わりに顔にもボディにも塗ってよし、ヘアオイルにしてもよし。ヘアオイルにすると私はパーマのウェーブが少しはっきり出ました。
オーガニックなのでサプリメント代わりに食べられます。便秘予防やコレステロールの抑制にも効果があるとのこと。
個人的に自分用にもお土産用にもセブンイレブンで買って一番良かった商品です。
瓶もプラスチック製でトランク内で割れる心配がありません。お土産に渡しても相手に気を使わせない大きさです。アトピーや敏感肌に悩む友達に渡しても喜ばれました。
日本に比べてずっと手頃に購入できるので、タイ滞在中に試してみて気に入ったらショッピングセンターや空港で自分用に大きな瓶を買って帰るのもアリです。
オーガニック認証マークはJAS、USDA ORGANIC、ユーロリーフが記載されています。
日焼け対策
男性でも火傷のような発熱を伴うひどい日焼けになることもあるので、忘れたら1つ買っておくと無難。
ビオレやニベアなどが買えます。値段は、260バーツから290バーツくらい。パッケージは少し小ぶりですが旅行中には丁度いい大きさです。
特にビーチ近くの店舗では、日焼け後の肌のほてりや腫れを鎮めるアロエジェルも買える店舗もあります。
男性用アメニティも充実
タイ人男性は結構身だしなみに気を使っています。かなりの種類があります。
髭剃り
日本でも見かけるジレットなどのメーカーがあります。
整髪料
GATSBYなどの日本製も人気です。
男性用スキンケア、デオドラント
たくさんの種類から選ぶことができます。ニベアフォーメンなどがありました。デオドラント製品は暑い国なので女性用・男性用共にコンビニとは思えない品揃えの店舗もあります。
ただ、デオドラント製品は、ずっと使っていると汗と反応して服に着色染みを作ってしまうものもあります。普段日本ではかかないくらいの汗をかくこともあるので、心配なら日本からいつも使っているデオドラント製品を持って来た方がいいかも。
でも本当に普段かかないくらい汗をかくので「どうしよう、忘れた!」という時にはコンビニで買えると助かります。