【寿司料理いの瀬】品川で1位(trip advisor)のリーズナブルな寿司屋
日本

「日本でどうしても行きたい寿司屋があるんだ」とオーストラリア在住の友人から突然連絡がきた2015年の年度末。

詳しく聞いてみると、そこはtrip advisorの品川エリアのレストラン部門で1位だとのこと。
弊社のオフィスも品川にあるにもかかわらず、これまで全くのノーチェック。
そのことに悔しさをにじませながら、せっかくの機会ということで一緒に行ってきました。

寿司料理いの瀬とは?


△場所はこちら。最寄りは大崎駅です。
改めてtrip advisorのページを見てみると、たしかに品川にあるレストラン約1900店中、堂々の1位。
うまい、安い、大将の愛想が良い、などなどレビューはいいことしか書かれていません。
ランチ営業は11:30から13:00、夜は18:00から23:00までの営業で、夜しか予約はできないようです。

都合上、ランチの時間に行くことにして、オーストラリアからやってきた友人のUkiとJackyと待ち合わせをして向かいます。
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△友人のUkiとJacky。そわそわしながらも爽やかな笑顔でやってきました。

彼らは以前日本に来た際に店の前まで来るも満席で入ることができなかった体験をしており、今回こそはと意気込んでいました。

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△ソニー通り沿いの看板が目印です。
店の前に到着し、今回は席がありますように、、、と思いながら中に入ると、中にはお客さんが5名ほど。どの方も常連さんの雰囲気を漂わせています。
初来店3人組が入り口前でおどおどしていると、魚を捌いていた大将がこちらを振り返り、満面の笑みでカウンターの席を案内してくれました。
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△無事、念願の店に入ることができて安堵の笑みを浮かべるご両人。

終始落ち着かない両氏

店に入って早速注文。ただしメニューは日本語しかないので、筆者の拙い英語力で2人に説明します。
メニューはランチメニューと通常メニューの2種類。
大将と女将さんにおすすめを聞こうと、「オーストラリアからこの寿司を食べるためだけにきたそうです!」とアピールすると、ものすごく丁寧に魚のネタや違いについてご説明をいただきます。
それを英語で伝えるのがいかに大変な事か。先に想定せず大げさにアピールしてしまったことに、自らの想像力の欠如を痛感しました。


結局相談の結果、それぞれにぎりの「特上」(2,900円)とランチメニューの「にぎり」(850円)を注文。
2人は相変わらずそわそわしながら、3分も経たないうちからまだかまだかと待ち続けます。
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△醤油や箸も女将さんからもらったら即スタンバイ。もうじっとしていられません。
そして待つこと10分程度。念願の寿司が女将さんによって運ばれてきました。
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△おそるおそる「写真撮っていい?」と断って写真を撮るも、目は寿司に釘付け。
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△Ukiの注文した特上。手に持った箸が主張するように、Ukiの早く食べたい思いに勝てず急いで撮ったため見事にぶれています。
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△こちらはランチのにぎり。筆者も注文したので、しっかりと落ち着いて撮影することに成功。
写真を撮り終えて横を見ると、2人とも箸に悪戦苦闘し、何度も寿司を落としそうになりながら黙々と寿司を口に運んでいます。
その様は「こういう必死さが人を成長させるのだなあ」としみじみと思わせてくれます。

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△自分の分が食べ終わっていないのに「それ全部食べられるの?」とJackyに問いかけるUkiとそれを無視して黙々と食べ続けるJacky

評価の高い理由はコスパとやっぱり大将のキャラクター

Ukiの注文した特上については(まさかもらえるわけもなく)食べていないのでわかりませんが、ランチのにぎりについては、こんな本格的な寿司屋の寿司が850円とはとてもリーズナブルだと感じました。大将と女将さん曰く、特上とランチにぎりはネタが違う、とのことでしたが、それでも十分美味しかったです。
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△味噌汁もつきます。
そして、trip advisorにいくつもコメントとして出ていたように、大将と女将さんの見た目からも既に滲み出るホスピタリティとサービス精神には感服でした。何度も「せっかくオーストラリアから来てくれたんだからねぇ」と2人に気遣ったり、ネタについて詳しく説明を頂いたりと、初来店にもかかわらず普通の寿司屋よりもぐんと距離感が縮まります。
大将と女将さんのその思いをしっかりと伝えなければ!と感じ、2人に丁寧に英訳することが非常に大変でした(2回目)。

また、大将と女将さんは自分の店がtrip advisorに掲載されていることすら知らなかったらしく、もちろん品川で1位であることも把握していなかったとのこと。
徐々にアメリカやオーストラリアから直接店に予約の電話が入ることが多くなって初めて、このお店が掲載されていることを知ったそうです。

そんなことを話しているともう昼の閉店時間。
3人とも満足して店を後にしました。
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△時間が許せばもうひとつは注文したのに・・・と心残りそうなJacky

品川で働かれている方はもちろん、その他の方にもおすすめできるお店です。
次回は夜に行きたいと思います。

▽お店の情報はこちら

寿司料理いの瀬
電話番号:03-3443-1719
住所:東京都 品川区 東五反田 2-20-2 ハイマウント御殿山 1F
営業時間:月~金→11:30~13:00、18:00~ 23:00    土→18:00~23:00

ちなみにUkiとJackyはたまたま予約が取れたらしく、なんとその日の夜にまたお店に行ったらしいです。
彼らの行動力とそれだけ魅きつけるものがある寿司料理いの瀬にあっぱれ。

この記事を書いた人

甲斐 大輔

甲斐 大輔

平成元年宮崎生まれ。南国出身よろしく寒いと身体機能が低下する習性を持つ。都内の大学を卒業し、国会議員の公設秘書を務めた後、半年間海外に留学。冬のはじめの11月に成田空港に降り立ってはじめて、夏を南国で過ごしてしまったことに気付き愕然とする。 魅力ある地域にスポットライトを!が人生のテーマ。

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