「三沢市寺山修司記念館」は青森の素敵な観光地。ファンは巡礼すべき聖地だった
日本

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2013年、没後30年を迎える昭和アヴァンギャルドのスター・寺山修司。劇作家なのか? 詩人なのか? 小説家なのか? 作詞家なのか? 映画監督なのか? 随筆家なのか? 歌人なのか?
多彩な顔を持ち、あらゆるジャンルで非凡な才能を示したこの異端児は、自身の本業を問われると「僕の職業は寺山修司です」と答えるのが常であったといいます。

(「寺山修司と劇団四季」より引用)

様々なジャンルで活躍し、いまもなお多くのファンに愛されている寺山修司。
遺品が寄贈されて設立された「三沢市寺山修司記念館」は、ファンにとって憧れの場所です。
私もかねてからずっと行きたい、と思っていました。

しかし、記念館があるのは青森県の東側にある三沢市。新幹線が停まる新青森駅からも1時間以上かかるような場所で、関東からはアクセスしづらいのです。
そもそも今回の旅行が初東北だった私にとっては結構ハードルが高い場所でしたが、どうしても行きたくて行ってきました!

いざ青森へ出発!記念館までの道のり

新幹線の駅からは遠いのですが、三沢空港からは15分くらいということが判明。行きは飛行機で行くことに。
朝早く家を出て、8時半に羽田を発った飛行機は9時半には三沢空港に着きました。
あっという間すぎて拍子抜け。寝たら着いていた感じです。青森、思ってたより近い!

三沢空港は本当に小さい空港で、カフェやコンビニはありません。(お土産屋さんと食堂はありましたが)
ぼーっとベンチに座って時間を潰してから、土日祝日のみ運行の無料シャトルバスで記念館に向かいました。このバスは三沢市の観光名所を巡回していて、記念館の他にも三沢航空科学館やアメリカ村(米軍基地付近)等に停まります。乗っているだけで色々と見られるので、おすすめ。

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▲バスからの風景

バスにゆられること15分。
遂に、遂に憧れの記念館に到着…!

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外観からセンスとオーラが溢れ出ています。入る前からワクワク。

遂に憧れの記念館に入館!

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中は撮影禁止なので様子が伝えられないのが残念ですが、「最高」の一言に尽きます。

寺山修司はまた『テーブルの上の荒野』という歌集を作るほどに、「机」という言葉に限りない広がりを持たせようと試みたりもしました。そして1983年5月4日、その寺山修司は、何もかもを机の引き出しに置き忘れたまま、自分の存在を不確かなものとして旅立っていったのです。この記念館はそんな寺山修司を「探す」ことを展示構成の基本としています。詩に、短歌に、俳句に、映画に、演劇に、写真に、スポーツに、メルヘンに─。

(三沢市寺山修司記念館公式サイトより引用)

とあるように、「机」は寺山を語るうえで重要なキーワード。
常設展コーナーにはずらっと机が並んでいます。
私達は自分で引き出しを開けて、懐中電灯で照らしながら資料を読むのです。面白いですよね。

ながーーいインタビュービデオをみたり、
小さな地下室に入ってみたり、
劇の宣伝新聞(当時のものをスクラップしたもの。興奮)を読んでにやけたり、
あっという間に時間が経っていました。(ちなみに、全て見るのにかかったのは2時間くらい。)

個人的には、特別展示の「追悼!九條今日子展『きみが歌うクロッカスの歌』~寺山修司と九條映子のラブレター~」がかなり良かったです。
寺山直筆のラブレターが展示されていたり、ファンにはたまらない内容。ひとつひとつじっくり読みました。
気取りすぎてなくて、不思議だけど素直で、すぐに返事を書きたくなるような手紙。写真を撮って読み返したいくらいです。むしろ出版して欲しい。絶対買います。
「早く帰ってこいよ。」というフレーズがポスターになっていましたが、直筆はポスターの何十倍も素敵でした。こちらの企画展示は2015年3月29日までなので、ファンの方は是非。

お土産を買って、青い森鉄道で帰路につく

お土産に、チョコレートを買って帰りました。

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左の本のような箱、実はチョコレートなんです。「歌詩集」と「カシス」がかけてある遊び心のある商品名。
カシス(黒すぐり)は青森県の名産品だし、お土産にぴったり!と思って購入。

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▲中身はこんな感じ

ちなみに、青森駅周辺のお土産ショップや空港の売店でも販売していました。味もかなり美味しかったのでおすすめ。

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帰りもシャトルバスに乗り、三沢駅から青い森鉄道に乗って青森駅まで向かいました。
三沢駅の前にはほとんど飲食店がないので、もし食事をしたい場合はスカイプラザミサワというところで降りた方が良いです。
青森駅までは約80分。電車の本数も少ないので、事前に時刻表を見て行動しましょう。

少々不便な場所にありますが、私は本当に行って良かったと思いました。少しでも興味がある方は絶対行くべきです!
そして、2015年3月末までの企画展示を見てほしい。強くおすすめします。

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青森駅周辺もすごく楽しく、初東北旅行は充実したものになりました。皆さんも是非!

三沢市寺山修司記念館
http://terayamaworld.com/

この記事を書いた人

カナ

カナ

93年香港生まれ神奈川育ち。 高層建築物、地下、洞窟などワクワクする場所が大好き!街づくりに興味津々。 夢はテーマパークのような街に住むこと!

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