木の香りが広がる「日本酒バー」、関西・丹波で感じる非日常
日本

Tanba
これでもかというぐらい、星が空に瞬き、外の雑音は一切しない。
聞こえる音は風の音と、それにそよぐ森の音。
こんな言葉を聞いた時、あなたはどこを思い出すだろうか?

おじいちゃんおばあちゃんの田舎だったり、昔家族でいった旅行先だったり…
私は、そんなちょっとした”非日常”を味わえる場所を、大阪から一時間のところに発見した。

JR福知山線で、大阪駅から1時間ちょっとで着くのが篠山口駅だ。
終点まで電車に揺られ、降りた先でまず感じるのは「都会との温度の違い」である。
私はこの1年間+αで4・5回ほどここに訪れているが、冬は都会より寒く、夏はわりと過ごしやすい。特に夜はクーラー無しで過ごせるほど、穏やかな温度が感じられる。

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私がここにくる目的はいくつかあるが、その内の1つ、丹波の魅力が凝縮された場所を紹介したいと思う。

木の香りと日本酒

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篠山口駅から車で15分。外から見ると、普通の民家がそこにある。
実はここ、「Hatsu.ne(初音)」という日本酒バーである。
ドアを開けるとまず”視える”のは、テーブルでもイスでも日本酒でもない。
「木の香り」だ。杉の香りにふわっと包まれ、どこかで嗅いだ思い出の香りだということに気づく。

お店の中には、小さなカウンターが2つに長テーブルが2つ。こじんまりとしているが、初めて来たとは思えないぬくもりと、いつ来ても新鮮な香りが楽しめる。

丹波ならではの、人のぬくもり

ここで出している野菜のほとんどは、店主が育てた野菜か、ご近所さんの野菜。
日本酒も多くの種類を寄せているが、丹波の物が極めて目立つ。

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透明で繊細なデザインのグラスに、こぼれるほどの日本酒が入る。
誰しもが、わぁっと声を漏らしてしまうほどの美しさ。
日本酒をよく知らない私でも、「こういうの!」と伝えると、ぴったりな日本酒を出してくれる。

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こちらの店主は、若干26歳。もともと大阪で働いていたが、仕事を辞め、丹波に移住してきたらしい。
日本酒バーを始めたきっかけは風変わりで、「面白い人たちと出会いたかった。」とのこと。
大きく宣伝もせず、ほぼ口コミで広まるこの日本酒バー。
店主も風変わりであれば、集まる人も風変わりなのであろう。

「丹波日本酒BAR Hatsu.ne(初音)」
スポット詳細はこちら
Facebookページ:丹波日本酒BAR Hatsu.ne(初音)

この記事を書いた人

Fujico

Fujicoフリーライター/地域観光プロモーター

2015年に独立。主にフリーライターとして活動している。専門としては、トラベルや観光地域プロモーション。そして英日の翻訳・通訳も行っている。独立前は畑違いの販売業で、店舗マネージャーを務め、大阪で日々汗を流していた。 広く色々な場所にいくよりも、一つの場所を開拓するのが好きな性分で、今は月1以上のペースで東京の離島・伊豆諸島に通っている。趣味は「観光客がいない素晴らしい場所を見つけ出し、それを紹介して喜んでもらうこと。そしてその後どや顔する」ことである。音楽と英語をこよなく愛す、目指せボーダーレス女子。

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