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【速報】パリ・無差別テロから1年のバタクラン劇場、11月12日(現地時間)に営業再開

バタクラン劇場

パリの無差別テロから、11月13日で1年になります。その前日となる12日には、多くの犠牲者が出て閉鎖されていたBATACLAN(バタクラン)劇場が、スティングの歌声とともに営業再開されることになりました。


献花が山積みでバリケードで封鎖されていた劇場前でしたが、明日には再び笑顔の人びとで溢れる場所になります。フランスだけでなく、世界各国のメディアがニュースや特番の映像準備開始。こんな感じです。今朝、撮ってきたばかりの写真、お届けしますね。

バタクラン劇場

たとえば、ひとりで撮影しながらコメントを入れているこの女性はフランスのスタッフですが、明日のコンサートニュースに合わせて中国へ配信予定だそう。去年のテロのこと、今日までのパリのことなどを語っていました。

バタクラン劇場

こちらは、フランスのニュース。こちらも、この1年を振り返りながらの、明日の報道番組のための録画。

バタクラン劇場

外観のみ、遠景を収めている社も。

カフェのイメージは変わらないままですが、劇場入り口のロゴは明るく弾んだ印象のものに、建物全体の色のトーンも柔らかいものになりました。

大統領が発令した非常事態宣言はまだ解かれていませんが、春はそう遠くないと思える冬になりますように!

Paris est une fête パリの灯は消えない

バタクラン劇場の再開についてはうわさには上っていたものの、そのオープニングにStingスティングが来る! というのは、寝耳に水。8日火曜日午前10時に発売開始となったチケットは1時間以内で完売したそう。(30分という説も)

そして、今日11日金曜日にリリースされた新アルバムは、ここで初めて聴けることになるわけです。世界中の人にアピールしてくれる、そして、劇場に足を運ぶことを躊躇わせることも忘れさせる、アーティストって素晴らしい力を持っていますね。

昨年のテロの直後、へミングウェイの小説『Paris est une fête』(邦題・移動祝祭日)が再び注目を集め売れたんですが、「パリの灯を消してはいけない」というのが、パリで、フランスで暮らす人々の声でした。そして、確かに消えていません。

この記事を書いた人

ボッティ喜美子

ボッティ喜美子仏日通訳翻訳・ジャーナリスト

フランス在住。東京で長らく広告・PR業に携わり、1998年に渡仏。パリとニースで暮らした後、2000年からパリジャンの夫の転勤で南米ブエノスアイレスへ3年、出産も現地で。パリに戻り、地中海の街マルセイユへ転勤して13年。南仏拠点で時々パリの実家へ、家庭優先で仕事しています。英語・スペイン語も少々。