世界有数の人口密度、モルディブ首都マーレ!実際はこんなところです。
モルディブ

首都マーレ

マーレ全景
モルディブは小さな島々から成る環礁の国。

首都マーレも外周歩いて2時間ほどのひとつの島です。飛行機から写真で全景を撮れてしまうほど小さなこの首都島には、モルディブの人口(約12万人)の3分の1から4分の1ほどが集中しており、人口密度が世界有数といわれています。

人口密度が世界有数なんて、一体どんなところなのでしょうか? 観光ポイントが集まるエリアを中心に歩いてみましょう。

はじまりは空港フェリー到着ポイント

マーレ01
マーレ02
首都マーレへ行くには船に乗る必要があります。

国際空港からフェリーで10分ほど揺られて到着するのが、こちらのフェリーポイント。降りてまず目の前に広がるのは、数多くひっきりなしに行き交うバイク、車、人。港には船がひしめき合って停泊し、路肩には人が通る隙間もないほどビッシリとバイクが止められています。

エアポート・フェリー

移動は基本的に徒歩

外周歩いて2時間ほどの大きさですが、外周を歩く機会はめったにありません。狭い道を縫って最短距離で目的地へ行くため、マーレの移動は徒歩で十分。観光ポイントも空港フェリー到着ポイントから徒歩15分圏内にほとんど位置しています。
マーレ04
観光しながら歩く場合、どうしてもお喋りしながら写真を撮りながら……と道をはみ出しがちになりますが、マーレの道を歩くときは1列歩きが基本。道は人とすれ違うのも難しいほど狭く、すぐ隣にはバイクや車が走っているため危険です。
マーレ05
海の上も大混雑。船が多すぎて港に停泊することができないため、ボート同士で横付けした結果こんなことになっています。船をつたって渡るしか方法はありません。滑りませんように……!

ツーリストで溢れかえる観光ポイント

フクルミスキー

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いくつかある観光ポイントの中でも外せないのが「フクルミスキー」。世界最古の白珊瑚で作られたという珍しいモスクです。ガイドブックに載っているだけあって、観光客が立て続けに訪れます。

フクルミスキー
Medhuziyaarai Magu, Malé, モルディブ

ローカルマーケット

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こちらはマーレ島民の台所、ローカルマーケット。新鮮な果物や野菜が並びます。買い物のために訪れる現地の人のみならず、こちらも観光客で常に溢れ、すごい熱気に包まれています。

フィッシュマーケット

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こちらもマーレ島民の台所、フィッシュマーケット。現地の人のみならず、ここにももちろん観光客、それに加え漁師やそして大量の魚!で、もうてんやわんやのエリアです。

フィッシュマーケット

人が少なく落ち着ける場所もある

ここまで見て来て、さすが人口密度世界有数なだけある、歩くだけで疲れそう……という印象を持たれたことと思います。

でも大丈夫! 比較的人が少なく、ホッと一息腰かけることができるスポットもあります。

イスラミック・センター

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モルディブ最大のモスクです。観光ポイントでありながら広々とした敷地は緑も多く、鳥のさえずりなんかも聞こえてきます。人混みに疲れた時に、ちょっと腰を下ろして休めるポイントです。

イスラミック・センター
Orchid Magu, Malé, モルディブ

人口ビーチ

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日中は人が少なく、海を眺めながらゆっくり過ごすことができるスポットです。観光エリアからは少し離れますが、ビーチ近くにオーシャンフロントのビーチも数多くあるので、時間に余裕がある時に足を運ぶにはいいポイントです。

人口ビーチ
Majeedhee Magu Rd, Malé, モルディブ

共和国広場

マーレ10
イベントがある時はすごい人だかりになりますが、通常はこのように広場内に留まる人はまばら。観光ポイントの中間地にあるので、待ち合わせ場所にもいいポイントです。

リゾート滞在だけでは見えない素顔のモルディブ

首都マーレやローカル島には、イスラム教関連の歴史的建造物や現地の人の生活を垣間見ることができるスポットがあります。それはリゾート滞在だけでは決して知りえない部分。

首都マーレは国際空港からフェリーで10分と気軽に行き来できます。なかなか気軽に訪問できる国ではないモルディブ。せっかく行くからには、ローカルエリアを歩いてみるのもモルディブの新しい発見があってお勧めです。

この記事を書いた人

たまてばこ

たまてばこモルディブ ローカル旅アドバイザー

モルディブに住んで、気付けば6年目。 一定の場所に長くいられない気質。ご縁とチャンスがあればどこにでも飛んでいくフットワークの軽さは自他共に認めるところ。それもあって、いろいろな場所に出没中。豚骨ラーメンが大好きな福岡っ子ながら、イスラム教の国モルディブで豚肉もビールもない禁欲生活の日々を送っている。

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