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ランツィの回廊に古代からルネッサンス期までの彫刻が勢揃い!

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街全体がまるで美術館のようなイタリアフィレンツェの中心・シニョリーア広場。そこには市庁舎をバックに約700年前に作られた彫刻などが多く立っており、その中でも特に多くの彫刻がここ、ランツィの回廊に集まっています。
屋根があるので、雨の日はもちろんのこと、ライトアップされる夜にもまた違う表情を楽しめます。

こんな体験ができます!

ランツィの回廊の彫刻は、その多くが本物で年代も古いもの。
エレガントな3つの大きなアーチが広場にリズム感を醸しだしています。

ランツィの回廊で一番古い彫刻は、つきあたり壁際の6体の彫刻で、ローマ時代の大理石彫刻です。ここにある彫刻は、新しいものでも1500年代。例えば、正面にはフィレンツェのシンボルでもあるライオンが2頭左右に鎮座していますが、右がローマ時代のライオン、左は1500年代のコピーです。
ちょうど下記の写真に写っているのは、コピーのほうで、1500年台後半フラミーノ・バッカがつくったもの。このライオンのお腹のあたりを見てみると、フラミーノの名前が刻印されていますから行って確かめてみてくださいね。
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その奥には1500年代の彫刻家・金銀細工師でもあったベンヴェヌート・チェリーニのペルセウスのブロンズ像が立っています。こちらもチェリーニの本物で、台座部分だけはバルジェッロ博物館に展示してあります。ペルセウスは星座の名前にもなっているギリシャ神話のヒーローです。
多くの皆さんは、髪の毛が蛇で出来ているメデューサを倒したヒーローだと言えば納得されます! ヒーローより、何故か倒された怪物のほうがインパクトがあり有名ですよね。

ペルセウスの足の下にあるのはメデューサの首なし死体! ゾッとするような緊張感のある作品となっています。

おすすめポイント

さて、ランツィの回廊に上がって、このペルセウスの横からミケランジェロのダヴィデ像を撮ってみてください。
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ここからは、視線をこちらに向けたダヴィデが撮れるだけでなく、高さがある分、観光シーズンのダヴィデ像前が記念写真でごった返す時でも、バッチリ一緒に記念写真が撮れますよ。
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実はランツィの回廊の屋根は、ウフィツィ美術館のカフェでもあります。美術館に行った際には、こちらのテラスで記念写真を撮ってくださいね。

基本情報と注意点

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去年までは自由に出入りできたランツィの回廊ですが、2015年から人数制限と時間制限があります。
入場無料で8時〜19時まで。11時から17時までは人数制限がかかることがあります。雨が降ると雨宿りの観光客でごった返すため、入場出来ない場合がありますので注意してください。

もう観光中に雨宿りできなくなってしまった私たちは、文句言ってしまうのですが、よく考えたら、これも多くの芸術品が外にあるため、文化財を守る意味がありますよね。
少し晴れたら、係員はまた開けます。開いている時に上がってみてください。

飲食は禁止されていますので、ジェラートやパニーノを広場で食べたい方は、ランツィの回廊前のベンチでゆっくりどうぞ!


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ランツィの回廊
Piazza della Signoria, 50121, Florence, Italy

この記事を書いた人

ゆきとさな

ゆきとさなフィレンツェ県公認ガイド

旅行業界で20年以上働いています。旅行の度にコロコロシステムが変わるイタリアですが、できるだけ最新の情報を心掛けます。歴史と魅力が沢山の国イタリアに来て下さいね!