海外でのタクシーの乗り方【マレーシア・クアラルンプール編】
マレーシア

タクシー

KLタクシー1

こんにちは。COOのえいぶです。

さて、海外に来た時には、「あれもしたい」「あそこも行きたい」「なるべく有意義に一日を過ごしたい!」そう思う方も多いはず。

そんな時に大活躍するのがタクシーですね。
日本では値段が高くてあまり気軽には使えないという方でも、東南アジアなど比較的物価の安い国では遠くへ行くのにタクシーを利用しても安価で楽に行けることも多いので、電車などの公共交通機関が使いづらい環境にいるときなど上手に活用しておきたいところです。

しかしながら、国や場所によっては、悲しいことに観光客を標的にした詐欺行為なども少なからずあり、騙されて高額な値段を請求されたり最悪なケースでは犯罪に巻きこまれてしまったりする場合もあります。

今回は私が何度も訪れているマレーシアの首都・クアラルンプールでのタクシーの乗り方についてまとめてみます。これから行く方は是非参考にしてみてください。


タクシー運転手のたまり場からは乗らない

parallel shadows
parallel shadows / Hamed Parham

よく、観光地の脇などに何台ものタクシーが止まって、複数の運転手がよってたかって「タクシー?どこまで?」と聞いてくることがあります。そういう人たちは基本無視しましょう。
彼らは誰が観光客で、お金をもっていそうか、よく観察しています。
私は1度そういう状況で料金交渉をして、比較的安い値段だったので乗ったものの到着してみたら全然違う値段を請求され、「ふざけるな!」と抵抗すると複数の怖いお兄さんに囲まれて怖い思いをしたことがあります。集団で騙しにかかってくるので、勝ち目はありません。
大通りに出て流しのタクシーをつかまえるのが基本です。

地図やガイドブックは見せないようにする

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map / tippi t

よく言葉に不安がある方はガイドブックの写真を見せたり、地図を見せたりして、「ここ!ここ!ここに行って!」と運転手に説明することがあると思います。
これは「私は観光客ですよ〜」とアピールしているようなもの。通常より高い値段を請求されたり、ぐるーーと遠回りをされたり、いいことはありません。地図やガイドブックは鞄の中へ。
基本は流しのタクシーが止まったら”タクシーに乗る前に”「ブキビンタン(場所の名前)までお願い!メーターつけてくれる?」とシンプルに伝えましょう。
タクシーメーターをつけずに言い値で交渉してくる運転手が多く、最悪言い値で交渉してもいいのですが、メーターの値段より安くなることはよっぽど遠方でなければ、まあほぼありません。断られたり、もめそうならスルーしましょう。あきらめて次のタクシーを見つけるのがベターです。

タクシーチケットが販売されているところは積極的に利用する

KLタクシー2
大きな駅や観光地にはよくタクシーチケットの売り場があります。
目的地までの距離であらかじめ決められた料金を事前に支払い、発行されたチケットを運転手に渡すだけなので、高額請求をされたり、遠回りされるリスクをあらかじめ防ぐことができます。
通常のメーター料金よりちょっぴり高めですが、安心して利用することができますね。

いかがでしたか?
せっかくの旅行、騙されたりすると、たとえ被害金額が少なくとも悲しい気持ちになってしまいますよね。なるべくリスクを避け、行動することが大切です。
また、どれだけ気をつけていても、多少ぼられるときは残念ながら時々あります。悪い運転手にあたってしまったと、あまり深く考えずにおおらかな気持ちでいることも大切かもしれません。
マレーシアのタクシーの運転手は悪い人もいますが、親切でいい人もたくさんいます。いい人がいれば、その人にホテルへのピックアップなどを頼んでみるのもいいかもしれません。

皆さんのマレーシア旅行が有意義で素敵なものになりますように!

ジュンパラギッ!(またね!)

この記事を書いた人

佐藤 永武

佐藤 永武

82年東京生まれ神戸育ち。お寿司が大好き。得意料理は24時間以上煮込む特製カレーで、一時はカレー屋の経営を志したことも。

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