香港の「茶スイーツ」がトレンドになるかもしれない
香港

香港と言ったら、お茶のイメージ。スイーツはどんなものがあるかな~?と調べたら、お茶を使ったスイーツがあると判明。早速行って味わってきました。

特に、様々な中国茶と世界中のカカオを融合させたチョコレートは珍しいな~!と思いました。また、レストランで何気なく食べた茶プリンが当たりだったりと、嬉しい驚きもありました。香港の茶スイーツがトレンドになる日が来たりして?!

香港チョコレート? 珍しい茶チョコレート!

茶スイーツ
お茶のフレーバーのチョコレートがあると聞き、マルコポーロ香港ホテルの6階にある「夜上海」という高級レストランを訪れました。レストランに入ってすぐの所に「茶古力」の小さなショーケースがありました。

高級感漂う店構えですが、ショコラトリーのように本格的な店舗や併設店という感じではなく、食事した方がお土産に買うのだろうな~位の扱いです。

筆者が訪れた時間は、レストラン営業時間外でシーンとしていましたが、たまたま居合わせた店員さんが対応して下さいました。チョコをお目当てに買いに行く客は少ないのでしょうか? 1組だけ居合わせた方は、日本人でした。
茶スイーツ
チョコレートは、お茶のフレーバーの種類が豊富というだけでも興味津々でしたが、なんと! お茶ごとにカカオの産地やパーセンテージを合わせて作られたものでした!

プーアール茶×タンザニア72%、ジャスミン茶×ガーナ40.5%等。珍しいし、こだわりが感じられます!
茶スイーツ
全種類食べたいので8個入りのBOXを購入しました。ちなみにもっと大きなBOXが2種類ありました。
茶スイーツ
鉄観音茶×サントドミンゴ70%は、私のお気に入りです。鉄観音茶のフルーティーな香りとカカオのフラワー系の香りが交じり合い、初めて感じる芳醇な香りにうっとり。カカオの程よいザラツキも良い感じでした。

期待していたウーロン茶×ベネズエラ72%は、驚く程の甘さでした。ものによって好みがハッキリわかれそうですが、茶葉が入っているチョコレートや層になっているチョコレート等、1粒1粒個性をじっくりと感じられました。

ちなみにチョコレート以外に、 夜上海XO豆板醤も販売していました。尖沙咀散策の際にいかがでしょうか? 

夜上海 茶古力
3 Canton Rd, Tsim Sha Tsui, 香港
Lunch: 11:30am – 3:00pm
Dinner: 6:00pm – 11:00pm

香港プリン? 美味しい茶プリン!

茶スイーツ
Hysan Placeというショッピングモールの上層階のレストラン・ダイニングフロアには様々な飲食店が入っています。カフェのような可愛い雰囲気の「南小館」という中華レストランでランチをしました。
茶スイーツ
デザートに頼んだのは「茉莉花茶凍」というジャスミン茶のプリンです。ランチメニューと同時に注文したら、まさかの最初に提供されました。食後じゃないんだ~……と思いましたが、食べたら美味しくてすぐに機嫌が戻りました(笑)。

ジャスミン茶の香りが高く、独特なコクもしっかりと感じられる深みのあるプリンだったんです。渋味や苦味をまろやかにまとめあげてありプリン専門店レベルの味わいでした。

ランチがてらたまたま頼んだだけだったので嬉しかったです。香港の茶スイーツアツいですね!
茶スイーツ
ちなみにこのレストランはメニュー欄にスイーツが載っている他に、スイーツオンリーの1枚のメニューがあったり、入口のショーケースにスイーツが並んでいたりデザートの種類が豊富なお店でした。

中華スイーツから洋風スイーツまで楽しめそうです。銅鑼灣散策の際にいかがでしょうか?

南小館 The Dining Room
東角軒尼號希慎廣場 12 樓 1201 號鋪 Hysan Place, 500 Hennessy Rd, East Point, 香港
11:30 – 23:00

この記事を書いた人

木村彩乃

木村彩乃アナウンサー/スイーツコンシェルジュ

NHKでのキャスターを経て、フリーアナウンサーに転身。スイーツコンシェルジェとしても活動中。 趣味は旅で約25カ国へ。旅のメインは“食”です。韓国でマッコリソムリエ、ベトナムでベトナム料理検定を取得。日本では、スイーツ・チョコレート・ダイエット等の資格を取得。“旅×食”彩り豊かな情報をご提供致します! Instagram【https://www.instagram.com/ayano.sweets】

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