パワースポット「北海道神宮」をお参りし、和スイーツを平らげる贅沢な散策を。
日本

札幌市中央区にある北海道神宮。境内地は桜の名所として知られ、春には多くの花見客が訪れます。また北海道で一番初詣客が多いこちらの神宮、前日の大晦日の夜は参道が大勢の人で埋め尽くされます。
今回は、そんな北海道神宮はもちろん、周辺で出会った寒い冬にぴったりの和スイーツをご紹介。神宮でパワーをいただき、甘いもので癒されるおでかけはいかがですか?
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北海道随一のパワースポット、北海道神宮。

北海道神宮には現在、四柱(大国魂神・大那牟遅神・少彦名神・明治天皇)の神様が祀られています。私も厄払いや初詣、子供のお宮参りなど、年に何度かお参りに来ている神社です。

私は北一条・宮の沢通り側の西駐車場に車を停めました。外国からの観光客を乗せた大型バスも多数見られます。車利用での駐車料金は参拝1時間無料、祈祷2時間無料となっています。
公共交通機関で行く場合は、東西線円山公園駅で下車し徒歩15分ほど。

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一番メインだと思われるこちらの鳥居、実は第二鳥居なのだそう。第一鳥居はここから数百メートル離れた北一条・宮の沢通りの車道に架かるように建っています。車で車道を走りながら鳥居をくぐってしまうのは、何とも不思議ですね。
ちなみに、南一条通り(裏参道)側にある第三鳥居をくぐると金運アップのご利益があるそうです。
個人的に裏参道側へ行く機会がないので、いまだ第三鳥居をくぐった事がない私。今後第三鳥居をくぐり金運に恵まれたら、改めてご報告したいと思います。

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開拓神社では北海道開拓功労者三十七柱が祀られています。
北海道民の私でも知らない名前が多いのですが、学生時代に歴史の授業で聞いたことがある伊能忠敬や間宮林蔵なども祀られているのが意外。

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札幌鉱霊社は鉱山殉職者を慰霊するための神社のようです。

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穂多木神社は旧北海道拓殖銀行の物故功労者を慰霊するための神社。

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3ヶ所お参りした後、本殿に向かいました。平日でしたが、七五三の家族連れ、秋の風景を写真に収める人など多数いました。

北海道神宮限定『判官さま』で身体も心も温まる

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本殿でお参りをした後は六花亭神宮茶屋店へ。こちらの六花亭には北海道神宮限定の『判官さま』という焼き餅があるのです! こぢんまりとした店内ですが、六花亭商品が充実しています。

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今年の春にお目見えした、坂本直行画伯デザインの花柄マスキングテープや文房具も並んでいましたよ。

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焼き餅はその場で焼き目を付けてくれ、お値段はひとつ100円と良心的。ただ、お餅には蕎麦粉が使用されていますので、蕎麦アレルギーの方はご注意を。3分程度で焼き上がり、無料セルフサービスの番茶と共にいただきました。

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この日の札幌は、最高気温がひと桁台で底冷えが厳しい日でしたが、焼き目が香ばしくたっぷりと入った粒あんの甘さに心も胃袋も満たされました。

素材にこだわった甘味処『神宮前茶寮こう』

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もう少し甘いものが食べたかったので、すぐ近くにある甘味処『神宮前茶寮こう』へ寄り道。
北一条・宮の沢通りにあるこちらのお店では、和スイーツや軽食などをいただくことが出来ます。お店の裏手に駐車場が4台分ありますので車での来店もOK。
初夏の季節には紫陽花などが咲き、とても趣があるお庭なのですが……冬に向かうこの季節はこんな感じです。

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メニューが色々あって迷いましたが、今回はクリームあんみつ(1,000円)をオーダーしました。
こちらのお店は素材にこだわっており、餡に使われている小豆は北海道平取町産の「きたのおとめ」でキレイな色の餡になるのが特徴のようです。また、みつまめに使われている豆は北海道由仁町産のアカエンドウ、黒蜜は沖縄の黒糖、白玉と寒天も手作りといったこだわりよう。お味もすべてのバランスが良く、甘さ控えめでぺろりと平らげてしまいました。

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店内は全体的に和のテイストで、可愛らしい手ぬぐいやポチ袋などの和雑貨も販売しています。

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雰囲気も良いのでゆったり過ごす事が出来ました。

北海道神宮がある円山エリアは様々なお店が充実しています。パワースポットで開運のご利益を得ながら、色々と足を延ばしてみてはいかがでしょうか。

この記事を書いた人

榊城小枝

榊城小枝子連れトラベラー/ライター

日々2人の息子に振り回されている札幌在住の主婦です。20代前半は四国にハマり、四国八十八ヶ所を一周。その後バリ島の神秘的な空気に魅了され、度々通うようになりました。もっとバリ島を知りたいためインドネシア語を勉強中で、現在はD級まで取得。これからも色々な世界を見てみたいです。

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