TRIP'S(トリップス)

【トリップス】全て現地取材
本物の旅人のための旅Tips

ドイツ人が愛する「中世祭り」で武器を揃えてB級グルメを楽しむ方法

中世ヨーロッパの世界が本当に体験できるお祭りがあるのをご存知ですか? 観光に古城を推す国・ドイツには、中世愛好家が多い事で有名で、実は毎週のように各地で「中世祭り」が開かれています。
映画・ロード・オブ・ザリングのように、中世の衣類を纏った人々が、本物のお城や修道院で、中世風の音楽を聴きながら食事をし、剣を交える姿を眺める。そんな姿を見れば、物語の世界に迷い込んだような気分になること間違いなし。
さぁ、皆さんも中世の世界に飛び込んでみてみましょう。

中世祭りに行ってみよう

中世ドイツ1
ドイツには、中世愛好家が多いと冒頭でお話いたしましたが、どれくらい人々に好かれているかというと、中世の文化について紹介している「週間中世」のような雑誌がどこの本屋でも3~5種類は買えるぐらいポピュラーなのです。
例えば、雑誌『Karfunkel』を見ると、数ページに渡って、ドイツ中の中世関連祭りの詳細が示されているんです。

シーズンはいつ?

中世祭りで一番賑わうシーズンは夏。野外が気持ち良く夏場が最も賑わうのです。しかし秋の収穫祭や、冬には「中世クリスマスマーケット」も開かれますので、年を通じて訪れる事が可能です。

オススメのお祭りは?

観光客でも参加しやすいのは、ミュンヘン近郊の「カルテンベルクの騎士祭り」フランクフルト近郊の「ロンネベルクの復活祭」などでしょうか。

文化が分からなくても大丈夫?

お祭りに特別な持ち物は不要です。市場が中心の中世祭りなら入場料は無料、または会場となる城の観光料のみ。ちなみに中世の格好で行くと歓迎されます。
敷居が高く見えるかも知れませんが、よく見ると騎士の格好をした人が日本刀を持っているような緩い世界観なので大丈夫。好みの中世衣装は通販などでも買えます。
ドイツ中世の衣装が購入できる通販サイトはこちら

中世祭りの見どころ! 絶対見て欲しい「トーナメント」

中世ドイツ2
中世祭りには、中世音楽のコンサート・サーカス・漫才やパレードなど見どころは様々ありますが、なかでもぜひ見ていただきたいオススメのイベントは「トーナメント」。武装した騎士が馬に乗り、槍で戦うイベントです!
本物の馬を駆ってのぶつかり合いは大迫力! 生きた馬を使いますから、馬が逃げ出してしまったり、うっかり馬から落ちたり……とハラハラする展開が目白押しです。
ついつい、ドイツ人に混じって応援したくなってしまうでしょう。

中世祭りでのショッピング! リアルなアイテムがずらり。

中世ドイツ3
会場に足を踏み入れると、怪しげな? 屋台がずらり。中世人になったつもりで冷やかしてみましょう。
定番のお店は、陶器屋、毛皮屋、服屋や木製品屋などです。中には剣や弓を売るお店、鎧を売っているお店などもあります。もちろん模造品なので、さっそく装備しても大丈夫ですよ。
中世ドイツ4

オススメは写真の「香料屋」さん。売り物はお香やアロマオイル、それを燃やす為のアロマランプや蝋燭立てなどです。好みの香りを探すのも楽しいものですし、小物もオシャレ。
マジックアイテムのようなガラス管に入ったお香は3~10ユーロ程度とそれほど高価では無いので、お土産にも喜ばれそうです。

美味しいかどうかは確かめてみて! 中世グルメを楽しもう。

中世ドイツ5

お祭りにB級グルメはつきもの。中世祭りに参加してみれば、見た事も聞いた事もない食べ物にたくさん出くわすでしょう。メニューですら、今や使われていない中世風ドイツ語表記だったりするので、もうお手上げです! 周囲の人々の皿を覗いて注文したいものを考えましょう。
中世料理はビックリする程美味しい事もあれば、ガッカリする事もしばしばです。中世料理ですからね。過剰な期待はしない方がいいですね。
中世ドイツ6
どこの中世祭りでも食べられて、間違いなく美味しいのは豚の丸焼き。ワイルドな姿の豚を串刺しにして食べます。
珍しい物を食べたい、チャレンジしたい! という好奇心旺盛な人にとっては、中世料理は目移りする料理ばかりです。

こんなに本格的なお祭りは他にはない!

買ってよし、食べてよし、見てよし! の中世祭りに興味は沸いてきましたでしょうか。中世祭りは、ドイツ人にとっては庶民的で楽しいお祭りです。ファンタジーの物語のような世界観を楽しみに、ぜひぜひ足を運んでみてください。

筆者オススメの中世祭り
カルテンベルクの騎士祭り 公式HPはこちら
ロンネブルク城公式サイト 公式HPはこちら

この記事を書いた人

華酉

華酉ライター/貧乏旅プランナー

北海道生まれドイツ暮らし。大学では歯学と宗教学を修めた為、いつ中世ヨーロッパに飛ばされても活躍できる逸材です。その特性を活かし、日系企業ドイツ支店のお堅い正社員として貿易に励んでいます。 訪れた国は30ヵ国以上、時の権力者に城を陥落されて北海道に逃げ延びたご先祖様の無念を晴らす為、より強い城を求めて各国を放浪中。いつ剣と弓の時代が訪れても良いように、皆様にも選りすぐりの歴史情報をお届けします。