ボリビアの「オキナワ診療所」では日本語で診察を受けられる
ボリビア

こんにちは! ボリビア在住のZICです。

海外を旅行していて、もしくは海外で生活をしていて急に体調を崩したとき、困りますよね。現地の病院に行っても言葉も通じず、自分の症状を伝えるのも四苦八苦。ここボリビアは公用語がスペイン語ですので、病院や薬局で自分の症状を説明するのも大変です。

しかし、日系人が多く住むボリビアにはなんと日系病院が何軒かあり、日本人のお医者さんから治療を受けることができます。言語面だけでなく治療面でも大きな安心を得られます。そんなボリビアの病院事情について紹介したいと思います。

途上国ならでは! ボリビアの医療水準は決して高くない


日本の医療水準は世界的に見てもトップクラスです。もちろん病院によるのでしょうが、基本的には安心して治療を受けることができますし、保険制度も充実しています。

しかし、ここボリビアは南米の中でも最貧国と言われており、医療面でもまだまだ未発達です。大きな病院などでも、高額の医療費を請求しておきながら病気や体の不調の原因を特定できないということもザラにあります。

高額の最新鋭の医療機器を持っていながら、その機器の使い方を知らない医者も多く、たいした症状でもないのにすぐに手術を要求し、高額の治療費を求めます。

病院に他にもラボラトリオと呼ばれる検査所があります。こちらでは尿検査や便検査などを行いますが、田舎の検査所などでは本来の病気とは違う症状を伝えられることもあります。いわゆる誤診ですが、ボリビアの病院や検査場ではザラにあります。

そうしたことはボリビアの田舎では特に顕著で、信頼できる病院がないと田舎に住む人たちは都市部の大きな病院に向かいます。しかし、都市部の病院でも本当に信頼できる病院は少ないです。

ボリビアの病院事情や医療水準は、日本と比べるならかなり低めです。

処方箋なしで薬が自由に買える?


日本では医者に処方箋を出してもらって、薬を買うというのが鉄則です。ボリビアでも病院でもらった処方箋を持って買いに行くことが可能ですが、町の多くの場所にあるファルマシアと呼ばれる薬局で、処方箋なしに自由に薬を買うこともできます。

しかし、南米の薬は日本のようにたくさんの試験を通過して販売されているわけではありません。買う時に気を付けておきたいのが、薬自体の効果がものすごく強いものが多いということです。

もし、可能なら購入した薬をネットで調べて、1日の適量を調べて、自分で調整して飲むことを進めます。こちらボリビアで、現地の人で薬をずっと飲み続けている人は胃や肝臓に問題を持っている方も多いです。日本の薬よりも強力だという事は覚えておいたほうが良いでしょう。

困った時は日系病院へ


ボリビアには14,000人の日系人が住んでいると言われています。このため、日系人もしくは日本人のお医者さんが運営する医院もあります。

例えば、ボリビア第2の都市サンタクルスの都市部には日本人のお医者さんが居る病院があります。日本で医学を学んで来られているので信頼できますし、何より日本語でコミュニケーションがとれるのがうれしいところ。

そして、そのサンタクルスより車で1時間30分の場所にあるオキナワという日本人移住地には日系病院があります。

60年前に日本人が移住し始めて、作られた町オキナワ。ここに日系人の医者が経営する診療所があります。日本語で診察を受けられることが何よりも大きなメリットです。

確実な治療を受けられることと他のボリビアの病院に比べてはるかに安い値段で治療を受けられることから、多くのボリビア人がこの診療所にやってきています。もし、サンタクルス方面を旅行していて体調を崩した場合、少し距離はありますが、こちらの病院で診察を受けることをおすすめします。

また、オキナワは日本人にとって興味深い場所で開拓の歴史を見られる歴史資料館もあり、治療に訪れながら、観光も楽しめる場所でもあります。

途上国ならではの病院事情があるボリビア。一番は健康に旅することですが、もし体調を崩した場合は日系病院か日本人のお医者さんを探されることをおすすめします。

この記事を書いた人

ZIC

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南米ボリビア在住。ウユニ塩湖以外にも見どころはたくさんあり、現地から見つめた旅の情報を楽しくお伝えできればと思います。また南米各地の魅力あふれる情報もお伝えしたいと思います。

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