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バングラデシュでの交通手段とは?マナーからカオスの体感方法までお伝えします

リキシャ

バングラデシュの渋滞は激しいということをご存知でしょうか?

バングラデシュは、北海道と東北地方を合わせたほどの国土面積に、日本の人口を超える1億6000万人が住んでおり、シンガポールやマカオなどの都市国家を除けば世界一の人口密度を誇っています。それに加え、交通を含むインフラ整備が進んでおらず極めて脆弱であるため、日々渋滞が発生しているのです。

筆者も、通常20分あれば行ける場所まで、渋滞時は1時間以上かかったりするということを、日常的に経験してきました。

そんなバングラデシュでは、交通手段として幾つか乗り物があります。今回は乗り物別のオススメの用途や、注意点を幾つか紹介したいと思います!

近距離にはリキシャ、中距離にはCNGが便利

リキシャ
▲リキシャとリキシャワラ(運転手)

街を歩いていたら必ずと言ってもいいほど目に入るのがリキシャ。なんとリキシャは、日本の「人力車」から派生してできた言葉のようです。

何と言っても手軽で、開放的、そしてバングラデシュの雑踏も存分に味わえて「バングラデシュぽさ」を感じられるため、近距離であればリキシャがオススメです。

運賃はリキシャワラと直接交渉なので、ぼったくられないように注意しましょう。大体、10分程度の距離で30タカ(約60円)の相場です。

CNG
▲CNG

リキシャと同じく、外を歩けば必ず目に入るCNGと呼ばれる、天然ガスで動く3輪の乗り物。こちらは中距離の利用にオススメです。

車ほどとはいきませんがそれなりにスピードも早く値段も手頃で(10分の乗車で約60~80タカ〈約120~160円〉)、捕まえやすくもあるため、筆者も一番使用する交通手段でした。

色は緑色と灰色がありますが、灰色のCNGにはメーターが設置されていないため、緑色のCNGを使用されることをお勧めします。

また、メーターの表示より20タカほど多めに払ってあげるのが、ローカルマナーのようなので、覚えておきましょう。

観光の一環として? バスと電車

利便性というよりは、エンターテイメント性を求めて乗り物を利用するのであれば、バスや電車が面白いと思います。どちらもバングラデシュのカオスっぷりが味わえます。

バス

▲バス

バスは「どれだけぶつかればこうなる?」と思うほど見かけがボロボロで、ドアもなく、満員であれば外に体が半分はみ出して無理やり乗っている人もいるほど。バスの屋根の上にも、ちょっとした柵で囲っただけの座席があります。

時刻表やルート図などは無いらしく、更に乗降時も、バスが止まって乗車というよりは、バスが減速している間に素早く乗り降りする、といった感じです。

運賃は、30分ほどで約10タカ(15円)。屋根の上の席だと、更に安いそうです。

電車
▲電車

また、電車は市内での移動というよりは、長距離移動に利用されます。

こちらも屋根の上に低い柵で囲ってあるだけの座席が。また、駅に行っても無人だったり、運行頻度もそんなに多くないようです。

運賃は、30分ほどで約5タカ(約8円)。

バスも電車も、難易度が高めなので、筆者も未だ利用したことはありませんが、バングラデシュのカオスを体感したい方には、ぜひ試してほしい乗り物です。

やっぱり安心! タクシー

20分ほどで約300タカ(450円)と値は張りますが、快適さ安全さを重視するのであれば、やはりタクシーがオススメです。

バングラデシュの外は埃っぽく、冬以外は暑い上に、道路上だと渋滞のせいで体感温度は更に高くなるため、クーラーが効いている車の中はやはり快適で、熱中症になる心配もいりません。

ただし、日本と違って、客待ちのタクシーが街中を走っていることを見ることはあまりありません。そのためタクシーを利用する際は、滞在先のホテルで呼んでもらうか、直接タクシー会社に電話して来てもらうことをお勧めします。

いかがでしたか?

渋滞のため、ただでさえ移動するのが大変なバングラデシュ。今回の記事を参考に、用途に合わせて乗り物を変え、少しでも快適な旅を過ごしていただけると幸いです!

用途によって使い分け! バングラデシュでの交通手段

今回紹介した、リキシャやCNG、タクシーは、メーターの有無にかかわらず、運転手と運賃の交渉をすることも多々あります。英語を理解する運転手はなかなかいないため、10や100単位で現地のベンガル語を覚えておく・もしくは控えておくと、割とスムーズに交渉できるのでオススメです!

この記事を書いた人

MioAhmed

MioAhmedHRマネージャー in Hishab

1988年生まれ、北海道出身。アイスランドの留学、シンガポールでの勤務を経て、バングラデシュに移住し国際結婚。ITベンチャーでHRマネージャーとして勤務中。2016年8月から、第一子出産のため日本へ帰省中。東京で国際交流や日本の文化発信を目的としたNPO・Japanizeを友人と運営した経験あり。