魅惑の上海蟹……上海より蘇州がうまいって知ってた?
中国

中秋節が終わると、本格的な秋が到来する蘇州。この季節に食べたくなるのは「上海蟹」こと「チュウゴクモズクガニ」です。
秋が最も美味しい季節と言われ、淡水湖で育つため、この季節には、水槽に入っている姿を目にします。
香港や日本でも食べられますが、なにせお値段が高い。という声も聞かれます。うん、確かに。だったら、せっかくですから出掛けてみませんか?中国本土へ。

世界遺産が多い街、蘇州へ出掛けよう

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さて、上海蟹の一番有名な湖「陽澄湖(ヤンチェンフー)」は、蘇州市と昆山市に属しています。
蘇州と聞けば、歴史的な文化を感じさせる街だと思う人もいるでしょう。ツアーで出掛けたことがあるという人も、世界文化遺産登録に指定された庭園や、呉の国に関する史跡、古い街並みなど、見どころが多い蘇州の古都を思い浮かべることでしょう。
実際に、時が止まったような静寂を感じさせる風景は、蘇州の大きな3つのエリアの一つです。
蘇州は上海から高速鉄道で約30分。市内に点在する世界遺産の数々。近年は地下鉄も出来て、個人の旅行でも動きやすくなっています。
写真は古典庭園「留園」のもの。中国四大庭園の一つに数えられ、清時代の代表として、山水の美を堪能することが出来ます。

実は日本人も多い街、蘇州

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さらに大きなエリアの一つに日系企業の工場やオフィス、外国人が多く生活するエリアもあり、国際都市の一面もあります。
結構有名な日本企業も多く、ショッピングモールだって、日系のものも多くあります。
さらに開発が進む新区エリア。ここには大都市北京や上海に負けないビルやショッピングモールが並びます。
金鶏湖の北東にある、時代広場駅周辺のショッピングゾーンには、長さ500メートルの映像天幕があり、天井に2,000万個以上のLEDライトが使われていて、様々な映像が映し出されています。
古都の顔も持ち、新都の顔も持つ、蘇州。興味深い街です。

シーズン到来、上海蟹

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中国国内では「大閘蟹(ダーヂャーシエ)」と呼ばれる上海蟹。養殖ものだと1年中出回っていますが、まるごと蒸したものを食べられる、美味しい時期がまさにこの時期。
中国語で「九雌十雄」と言われますが、旧暦の9月にはメスが、旧暦の10月にはオスが、美味しいと言われます。
中でも有名なのが「陽澄湖(ヤンチェンフー)」で、最も美味しい上海蟹として人気です。
さて、その気になるお味。私の個人的意見では、メスの卵は濃厚な卵の黄身のような味。オスは白子のようなまったりとした味。どちらも日本の蟹ミソや卵の味とは一味違います。そして、もちろん「ヘン、ハオチー(とても美味しい)」です。
蘇州のお店では蘇州料理で有名な、桂魚の丸揚げ甘酢あんかけやチャーハン、蟹ミソと豆腐の炒めもの、上海蟹を頼んで4人で1万円弱。蟹もオスで160グラム程度の大きなものでしたから、かなり安く食べられたなと思います。
これって日本のレストランだと幾らくらいでしょう?「香港だったらこの大きさは、この価格の5倍はするよ」と、友人とお店の人が話していました。5倍なら、軽く旅行が出来ますね。

蘇州まで行く?上海で食べる?

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「陽澄湖(ヤンチェンフー)」に行こうと思うと、便利なのはタクシーです。蘇州駅から約20キロで、2~3千円で行けます。帰りはタクシーをつかまえるのが大変な場合は、地下鉄とバスを乗り継げば、蘇州駅まで戻って来ることが出来ます。バスと地下鉄を合わせても2~300円程度。ローカルな旅もおすすめです。
それでも、蘇州や陽澄湖まで行く自信がない方も多いでしょう。上海でも美味しい上海蟹が食べられるレストランは多くあります。南京東路エリアはそんなお店も多いエリア。日本人の観光客も多いので、日本語も通じます。
人気の豫園エリアや外灘エリア、様々なエリアで、この時期は美味しい上海蟹を食べることが出来ます。近年、日本にも「爆買」などで、訪れる中国人も多いから、LCCも各地で飛んでおり、上海までだと、国内旅行をするよりも安いツアーや航空券が沢山あります。
週末に、フラッと上海蟹を食べて帰って来る。なんてことも、出来ちゃいますね。

この記事を書いた人

メグマグ

メグマグライター

「お出掛け」の言葉が大好きです。欲張りに、アクティブに、とにかく、楽しいことを求めて、あちらこちらに動き回っています。 日常の些細な中でも、ハッピーを伝えられる・届けられる、そして元気を差し上げられる、そんな記事を書いていくことを、心掛けています。まずは、覗いて見て下さい。

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