カワイイモンスターカフェは”かわいい”だけじゃない!細部にまでこだわるテーマパーク
日本

日本への外国人旅行者の増加に伴ってなのか、近年外国人をターゲットにした施設が東京でも増えています。
有名どころとしては、今や外国人だらけの歌舞伎町にある『ロボットレストラン』が挙げられますが、2015年8月には原宿に『KAWAII MOSNTER CAFE』が登場しました。その異世界感や手がけた有名なプロデューサーから、話題になったことを覚えている方も多いのではないでしょうか。
旅行業界に携わる身として、一度は行ってみたかったこのカフェに、せっかくなので外国人の友人と一緒に行ってきました。

KAWAII MONSTER CAFEとは

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▲この日のアイコニック・ガールは”ハッピーな「CANDY」”ちゃんでした。

世界のファッションやカルチャーを飲み込んで新しいオリジナルの文化を生み出してきた、カラフルでクレイジーな街・原宿。
それはまるで全てを飲み込んで膨れ上がるモンスター。
そのモンスターのようなTOKYO・HARAJUKUをビジュアル化したカフェレストラン。

公式ホームページより

仕掛け人は、数々のユニークな飲食店を手がけるダイヤモンドダイニング。さらにきゃりーぱみゅぱみゅのプロデューサーと名高い増田セバスチャン氏がこちらのプロデュースも行っており、この時点でとても期待値が高まります。
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▲ちなみにもう閉店してしまいましたが、ダイヤモンドダイニングは来店者全員で踊る阿呆になる、阿波おどり居酒屋というユニークな居酒屋も運営していました。

作り込まれている世界観

カフェだけでなくどうせなら食事もしたいと考え、土曜日の昼前に行くと、すでに長蛇の列が。若年層とやはり外国人が目立ちます。
ただ、中に入るとそんなに混雑している印象は受けませんでした。おそらく入場前の説明に少し時間がかかってしまうことと、昼時で来店者が急に増えたために列ができたのだと思われます。

ひと通り説明を受け、それぞれコンセプトのある部屋のどこに座るかをパネルで選択したあと、ぎょろぎょろと目が動いている巨大なモンスターの口から入場。
ドアが開いた瞬間、いきなりカラフルな色彩とポップな音楽が飛び込んできて、一瞬でKAWAII世界に染まります。
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▲入り口の前にどーんとあるメリーゴーラウンド。インパクト大でその異空間さにいきなり心を掴まされます。

簡単な説明を受けながら席に通されたあとは、タブレットを見ながら注文する形式。
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空間やスタッフだけでなく、メニューもとてもユニークでKAWAIIものが多く、どれも作り込まれています。
一緒に来ていた外国人(男性)は注文するやいなや早速「KAWAII」と連呼しながら席を立ち、探検に出かけました。
待つこと数分でオーダーしたものが到着。
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今更書くことではありませんが、基本的に全てがカラフルです。
この試験管ぽいものを入れるタイミングを丁寧に教えてくれたり、英語しかわからない対面に座っている友人に向かって英語で一生懸命説明してくれたりと、スタッフの言動にホスピタリティーが溢れます。
外国人と一緒に来ているとはいえ、あまり男二人で長居する場所でもなさそうなので、食事をそこそこに筆者も店内を探検に出かけました。

細部までこだわる内装やサービス

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店内はそこまで広くないのですが、どこへ行っても独特な世界観を崩さず、プロデューサーのKAWAIIを、コンセプトに沿って感じられる空間になっています。
それはトイレや喫煙室とて同じであり、店の外に出るまではその世界から逃げることは全くできません。
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▲トイレの手洗い場もKAWAII
一通り見て楽しんだあと、席に戻り会計を済ませました。
すると、お釣りとともにスタッフが持ってきてくれたのは、
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箸です。
外国人だからなのでしょうが、お土産にとプレゼントしてくれました。
KAWAIIものと日本が好きな友人は非常に喜び、甥っ子にプレゼントする、と笑顔で言っていました。


新たな東京の名所だと言われている『KAWAII MONSTER CAFE』。オープンしてまだ数ヶ月にもかかわらずその肩書きを背負って十分なほどのクオリティでした。
外国人と一緒に原宿に観光に行く際にはもちろん、それ以外でも非日常感を味わいたい方は一度行ってみてはいかがでしょうか。

この記事を書いた人

甲斐 大輔

甲斐 大輔

平成元年宮崎生まれ。南国出身よろしく寒いと身体機能が低下する習性を持つ。都内の大学を卒業し、国会議員の公設秘書を務めた後、半年間海外に留学。冬のはじめの11月に成田空港に降り立ってはじめて、夏を南国で過ごしてしまったことに気付き愕然とする。 魅力ある地域にスポットライトを!が人生のテーマ。

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