奄美大島の絶景にCAも感動! 死ぬ前に一度は訪れたいマングローブ原生林《Flight.16》
日本

 Welcome aboard! 皆様、こんにちは。本日はナリタニストの旅路 奄美空港行きをご利用いただきありがとうございます。当機は、機長成田とチーフパーサー伊知が皆様の奄美大島への旅をお手伝いさせていただきます。

 絶滅危惧種に指定されているクサミズキの新種「ワダツミノキ」。別名「海神の木」と言われるこの樹木が命を育むのは、豊かな自然に恵まれ独自の文化を培ってきた奄美大島です。古来より水の神に守られ続け、東洋のガラパゴスとしてツーリストを惹き付けてやまない奄美大島の魅力とは?

自然の宝庫!マングローブ原生林 幻想的世界をカヌーで水上散歩

奄美大島 マングローブ
photo by frontriver
 幼い頃、夢中になって読んだ絵本「ジャックと豆の木」。ある朝ジャックが目をさますと、豆の木が天まで伸びて、ずんずんずんずんジャックが木を登っていく・・・。タコ足状の奇妙な根を水面に張り、空に向かって生い茂るマングローブ原生林は、その絵本の世界を彷彿とさせてくれます。

 沖縄県の西表島に続き、国内で2番目の広さを誇る奄美大島のマングローブ原生林は、奄美群島国定公園特別保護地区に指定されています。嬉しいことに、このマングローブ原生林を身近に感じることができるアクティビティを奄美大島で体験することができるのです。

 奄美国定観光公園「マングローブ茶屋」へは、奄美空港より車で約80分。マングローブ原生林の高台に位置するこの公園では、原生林巡りを楽しむことができる遊びが満載!バードウォッチングやボートツーリングなど豊富なアクティビティが準備されています。その中でも一番のお勧めが、カヌーツーリングです。


 カヌーに乗ってパドルをゆっくり漕ぎながら、いざマングローブ原生林の中へ!目の前に広がるのは、どこまでも続く大空と旅人を自然に誘うようなマングローブの樹木たち。その姿はまるで水の神そのものです。樹木からこぼれる自然の香りは鼻に心地よく、新鮮な空気を吸い込むと心が洗われるよう。パドルと水面が擦りあって出る音も耳に気持ちが良いです。

 マングローブ茶屋では、安定性の良いカヌーを使用しているので初心者の方でも安心です。そして、ツーリング出発前にはパドル使用のレクチャーを受けることができ、始まりから最後までガイドの方がきっちり案内してくれます。心置きなく大自然を満喫できるところが良いですね。

 マングローブ原生林から見ると、カヌーで進む私たちの姿はきっと、アメンボのように映っているのかもしれません。日本が誇る奄美大島の大自然を、水の神と一緒に冒険してみませんか。

島人が直伝!奄美黒糖焼酎のパッションフルーツ飲み

パッションフルーツ
photo by T M
 奄美大島の名産といえば、そう!黒糖焼酎です。サトウキビの絞り汁がベースの黒糖で作られる奄美の黒糖焼酎は、鹿児島が生んだ名焼酎として高い人気を誇ります。その種類は約300品目もあり、5月9日・10日は「奄美黒糖焼酎の日」として制定されるなど、奄美の伝統文化として全国に発信されています。(5・9・10でコ・ク・トウ!)

 「れんと」「里の曙」「龍宮」を代表とする名高い奄美の黒糖焼酎。なんと地元の人々は、水割り・お湯割りで飲むだけでなく、奄美名産の果物と一緒に堪能するそう。その楽しみ方とは・・・“黒糖焼酎のパッションフルーツ飲み”です。


 奄美大島では亜熱帯性気候を活かし、昔からパッションフルーツの栽培が盛に行われています。別名「トケイソウ」とも呼ばれる奄美のパッションフルーツは、甘酸っぱい香りを放ち、糖度は平均して18度以上。マンゴーの糖度が15度程ということを考えると、奄美のパッションフルーツがどれだけ濃厚か想像するのは容易いでしょう。地元の人々は夏になると、このパッションフルーツの実に黒糖焼酎を注いで味わうのだとか。

 食べ方は簡単です。まず、黒糖焼酎を冷凍庫で冷やし、シャーベット状態になるまで待ちます。そして、カットしたパッションフルーツに焼酎を注ぎ、フルーツと共にスプーンですくって種ごと味わう。パッションフルーツの甘さに黒糖焼酎が溶け込み、思わずほろ酔い状態に。あまりに美味しすぎるので食べ過ぎには注意してくださいね。


 地球の宝とされるマングローブ原生林と地元ならではの楽しみ方で地酒を味わう・・贅沢な奄美大島の旅を存分に満喫してください。



 皆様、本日のナリタニストの旅路はいかがでしたか?さあ、当機はまもなく着陸体制に入ります。シートベルトをしっかりとおしめ下さい。これからの旅もどうぞお楽しみ下さい!

<アクセス>
◆マングローブ茶屋
・鹿児島県大島郡住用村役勝7番地
・奄美空港から車で約80分
http://mangroveamami.sakura.ne.jp

■Author profile
森本さん森本伊知
和歌山県出身。大学卒業後、日系航空会社へ入社。客室乗務員として、約4年間国内線に乗務し、日本各地を飛び回る。現在は、得意の英語を生かし、IT企業で外国人社長のアシスタントを務めている。
〜成田空港の思い出〜
成田駅近くに位置する、各国のエアラインクルー御用達BAR「Jet Lag Club」。マニアックなエアライングッズが飾られた店内に、各国のキャプテンが集う様は、まるでコックピット。元サベナ・ベルギー航空のクルーがオーナーということもあり、ベルギービールの種類が豊富です。旅に出る前に余裕がある方や帰国後にJet Lag(時差ボケ)で眠れない方は、ぜひ立ち寄ってみてください。

〜第3ターミナルを利用する方へのメッセージ〜
大空へ飛び立つ飛行機、長く伸びる滑走路、そしてスーツケース片手に賑わう人々。空港って、「予想もできない何かが起こりそう!」という高揚した気持ちを抱かせてくれますよね!
成田空港は、世界中のエアラインが集結する日本が誇る巨大ハブ空港です。日本と世界を繋ぐこの力強い玄関口は、旅立たれる皆様を暖かく見守ってくれます。
旅はいつも成田空港から。素敵な旅をお楽しみください。

この記事を書いた人

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