ぼったくり被害者による海外で被害にあわないための対策4つ

photo by shankar s.
 最近日本でもある地域を中心に、飲食店でぼったくりの被害にあってしまった、というニュースをよく目にします。
 視点を海外に移せば、日本人が海外に行くとその国民性や文化の違いから、相手はぼったくる気がなかったとしても結果的に高い値段で商品を購入することになったりすることも少数ながらあるようです。
 そんなミスコミュニケーションを解消するためにも、そして一定数存在する悪徳業者から身を守るためにも、海外旅行先(主にインド)で数多くのぼったくりにあってしまった筆者が、経験から編み出した筆者なりの交渉術をお伝えします。

基本的に客引きにはついていかない

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photo by shankar s.
 日本にもこの趣旨の看板が設置されているのが散見されますが、これは海外でも鉄則です。
客引きをしてくるということは、その人が営業熱心である一方、ある程度の選別の上「この人ならいけそうだ」という思いをもって接触してくる事が多いと思います。
 世界中から観光客の訪れる観光地では特に、相手は世界中の観光客たちと闘ってきた百戦錬磨の客引きスキルの持ち主。おそらくあなたのことは、着ている服や目線など少しの行動で、何の目的でここに来ていてどのくらいお金を持っていそうか一瞬で判断されているでしょう。

 また、国によっては日本人は金持ちだというイメージを持たれている地域も多い、という事も事実として頭に入れておいて損はないはずです。

値段の相場を観光案内所やホテルのフロントなどで事前に仕入れておく

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photo by Hashoo Foundation USA – Houston, TX
 これもとても大事な要素です。
 ガイドブックに載っているようなお土産や現地で購入できるグッズは、売り手からすれば稼ぐ事のできるいい商品です。大抵の場合、以前来た観光客からそのガイドブックの情報を仕入れており、ぼったくりを考える売り手であれば「最近在庫不足で値上げしたんだ」などと最もらしい文句とともにセールスをしてきます。
もちろんそれが真実かもしれないので、ガイドブックの情報や売り手の情報のみを信じるだけではなく、事前に現地で自分で調査してみましょう。
 一番いいのはその商品の売り上げと全く関係のない人に聞いてみる事。具体的には観光案内所のスタッフやその商品の取り扱いのないホテルのフロント、分野の異なるお店の店員などです。
逆にタクシーの運転手などは、裏で売り手とつながっている事もあり得ますので気をつけたいところです。
情報は多いに越したことはありません。

逆にふっかける

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photo by Emilio Labrador
 これはぼったくりにあわない対策かつ、値段交渉としても使える手法です。
 値段の相場を事前に仕入れていれば、ぼったくりを狙う売り手が2倍、場合によっては3倍以上の価格で売ろうとしていることに気づくと思います。
そういう時はその提案を到底無理だと拒否した上で、逆にこちらから事前に調べた相場の半額くらいでふっかけます
そうすると大抵の場合、売り手は「この客は相場を把握している稼げない客」と判断し、無謀な価格のつり上げは行いません。
あとは相場を軸に、売り手と買い手の希望価格のバランスをとっていくことになります。

一度は退く、ふりをする

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photo by kifo
 ひとしきり交渉の後、それでもやっぱりふっかけられていると感じた場合、「予算に合わないから」などと言って一度その場を退くふりをする事も有効な手段です。
 もし本当に相手がふっかけてきていた場合、焦って引き止めてくることがほとんどです。
そうなればこちらのもの。
こちらの予算および相場を考えながら、売り手の提示してくる価格が少しでも高いと感じたらまた帰るふりをすればいいのです。
2,3回も続ければ相手もそれ以上ふっかける事はしないでしょう。
 ただしこの方法は、売り手がふっかけた値段でしか売る気がなかったり、本当はぼったくる気がない時(適正な値段だった時)は引き止めてもらえません。
そんな時は恥ずかしそうなふりをしながら引き返し、あなたには負けたよ、とウインクをするなどバツの悪さを愛嬌で乗り越えましょう。笑



 はじめての海外旅行は特に、分からない事や日本との違いに驚きの連続だと思いますが、重要なのは事前に分かる範囲の事を知っておく事だと感じます。
 ただ安心して頂きたいのは、ぼったくりにあうといっても冒頭に述べたように、双方のミスコミュニケーションであったりなど、その原因は様々。むしろ本当にぼったくろうと思っている業者は世界的に見ても少ないでしょう。

 この記事を参考にして頂く事で、商品購入の際に気持ちの余裕を持ってもらい、旅先の交渉もひとつの旅の醍醐味として楽んでもらえる旅行者が増えれば幸いです。

この記事を書いた人

甲斐 大輔

甲斐 大輔

平成元年宮崎生まれ。南国出身よろしく寒いと身体機能が低下する習性を持つ。都内の大学を卒業し、国会議員の公設秘書を務めた後、半年間海外に留学。冬のはじめの11月に成田空港に降り立ってはじめて、夏を南国で過ごしてしまったことに気付き愕然とする。 魅力ある地域にスポットライトを!が人生のテーマ。

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